
文京区小石川で
エアコンを徹底洗浄!
今回のエアコンは、三菱ルームエアコン1台です。
前日のキャンセル依頼
(訪問日:2020年10月07日)
本日は、文京区小石川でエアコンクリーニングをしてきました。本来の予定は11月9日(月)午後5時からのお客様。前日の10月7日(水)午後に急遽の移動をお願いし、快く変更していただきました。本当に感謝でしかありません。
実は、前日にキャンセルが・・・急に用事が入ったため、日程を変更して欲しいとのこと。所謂、前日のドタキャンです。誰にでも諸事情はあると思いますので、当店ではキャンセル料を一切いただいておりません。ただ、常識範囲内でのキャンセルをお願いしております。「とりあえず予約は取ってみたが、急いでいたので他の業者でエアコンクリーニングした。」「そのまま予約のキャンセルを忘れていたが、予約日が近づいたので慌てて連絡した。」・・・。このような理由でのドタキャンは本当に迷惑でしかありません。キャンセルするのはお客様の自由。何の文句も問題もありません。お願いですから、もう少し早めのご連絡をお願いします。
キャンセルされたお客様は、旦那さんに相談してから代替日を連絡すると言われていましたが・・・1週間以上経てもいまだ連絡はありません。ご希望の日程が取りにくい状態ですので、予約した後に考え直して他の業者に切り替ることには何ら問題ありません。ただ人間として「常識的な判断」で「人様に迷惑のかからない」ような予約の取り方、キャンセル依頼を切にお願いします。キャンセルありきの予約はご遠慮ください。当店だけではなく、真面目に予約を取りたい他のお客様にもご迷惑がかかりますので・・・。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|三菱ルームエアコン|MSZ-L2817-W|2017年製
それではエアコンクリーニングの話に戻しましょう。マンションには駐車スペースはありません。この辺りは駐車料金の設定が高めなんですよね。道具類を降ろしてから、小雨降る中コインパーク探しを始めます。運良く裏路地の狭い通路に安価な駐車場を発見。ラッキーですね。本日のエアコンはお掃除機能付きなので、移動時間を含めると3時間位の駐車料金をお客様に負担いただくことになりますが、ここなら1,200円位で済みそうです。
親族から譲り受けたエアコン
マンションに戻ると。入り口で見覚えのある看板を発見。どうやら「おそうじ革命」東京本部が入っているマンションのようですね。違うエアコンクリーニング業者が、別階でエアコン洗浄させていただきますので、ご容赦ください。
引っ越したばかりのお部屋には、妹さんから譲り受けたお掃除付きエアコンが設置されていました。2017年製ですので、まだ新しいエアコンですね。しかしエアコンには、この部屋とは違う汚れが付着していることでしょう。この部屋にはない「違う汚れ・違う臭い」には不快を感じることもあると思います。貰ったエアコンが臭かったら・・・いただいた感謝の気持ちも薄らいでしまいますよね。酷い臭いなら「貰わなければよかった」などと思ってしまうかもしれません。それが原因で親族間の争いが・・・なんてことはないと思いますが・・・。親族間の円満? のためにも・・・新品とまではいきませんが、当店が徹底洗浄してキレイにして見せましょう。
▼三菱ルームエアコン|MSZ-L2817-W

上記の画像が本日のエアコン。三菱のお掃除エアコン「MSZ-L2817-W」です。カバーなどを分解していると、油汚れで手がベタベタしてきました。このエアコンは、キッチン隣接のリビングなどに設置されていたのでしょうね。使用年数の割には汚れていそうです。意外に手強い汚れかも知れませんね。
▼エアコンの分解

お掃除機能付きエアコンの場合、ドレンパンを分解することは殆どありません。ただ今回は分解してみました。駐車料金も安価な場所を見つけました。日程の変更もしていただきました。多少時間がかかったとしても、エアコン内部をキレイにしちゃいましょう。
▼洗浄前のクロスフローファン

クロスフローファンにも、ゴミの付着が多くありますね。試運転の時も、このエアコンは悪臭を放っていました。ドレンパンの分解には手間がかかりましたが、この後の作業効率を考えると正解だったのかも知れませんね。
▼厨房用アルカリ洗剤噴霧

遮るもの(ドレンパン)がなくなりましたので「クロスフローファン」の洗浄は楽になります。「背面パネル」「ファン裏」にカビ取り剤を噴霧したら、クロスフローファンには「厨房用アルカリ洗剤」を噴霧。ご覧のように浸け置き洗浄しました。
油汚れが目立っていましたので、一段階「苛性ソーダ」で表層・中層汚れを強制剥離。その後は、たっぷりのメイン洗剤を何度も重ね噴きします。今日のメイン洗剤は「ホワイトクリーナー」に次亜塩素酸ナトリウム配合の標準仕様。これで足りない洗浄力は、追加の強力洗剤で補います。
▼クロスフローファン|洗浄中・後

クロスフローファンは3度洗いになりましたね。念のため「厨房用アルカリ洗剤」もう一度噴霧、繭玉のような状態で浸け置き洗浄しておきました。
洗浄後の吹き出し口はご覧の通り。もうこの吹き出し口には、前の家の汚れは残っていません。これからこのエアコンにつく汚れは、このお部屋の汚れのみ。エアコンが汚れないように、日々のお手入れにも気を配りましょうね
▼熱交換器|洗浄中・後

熱交換器のアルミフィンにメイン洗剤を噴霧したら、ご覧のように泡立ってきました。油汚れに洗剤成分が作用してきましたね。この泡の力で、油汚れもグイグイ浮き出していきます。この泡がなくなるまで、何度も何度も、何度も何度も「メイン洗剤」を重ね噴き。大量の洗剤を投入することで、頑固な汚れも時間をかけて融解していきます。
洗浄後のアルミフィンはご覧の通り。元通りのアルミ色に復活です。アルミに染み込んでいた油汚れ・臭いだって、スッキリと除去済み。エアコン上部にも、前の家の臭いは残っていません。
▼洗浄後の汚水

ドレンパンを分解し、大量の洗剤を投入しても、こんなに沢山の汚水がでました。ドレンパンを分解すると洗浄が楽になります。遮るものがなくなるため「洗浄水(お湯)」の軽減も可能。ただこの量です。ドレンパンを分解しないで洗浄していたら、洗浄水は50ℓ位必要だったかも知れませんね。やはり「ドレンパンを分解したこと」は大正解だったようです。
▼洗浄後の乾燥作業

エアコンの徹底洗浄が終わったら、パーツを組み立てて乾燥作業。エアコンからは爽やかな風が吹くようになりましたね。これで無駄な災い? は無くなることでしょう。まっ、エアコンの臭いごときで「災いも難も」ありませんが・・・。
そうそう、ただひとつだけ真実が・・・。「おそうじ革命」の入っていたマンションではありますが、当店にエアコンクリーニングを依頼したのは大正解だと思いますよ。手前味噌ではありますが、「壁掛け状態のエアコンクリーニング」で、ここまでエアコン内部を洗浄できる業者は少ないと思います。「おそうじ革命」の使用している洗剤は「エコ洗剤」ですからね。
臭い戻り補償
キャンセルの件で思い出したことがあります。ある日の移動時間、記憶のない電話番号から電話が入りました。数日前に洗浄したエアコンが臭いとのこと。クレームの電話ですね。慌てて日時を確認しましたが同名・同地区のお客様は見当たりません。「当店は、お伺いしていませんが?」とお伝えすると、慌てて電話を切られました。
「然もあらん」こんな気分です。当店で予約はされたお客様なのでしょう。ただ日程があわず、キャンセルして他の業者に依頼。何故だか記憶違いで「臭い戻り補償」を思い出す。少し笑ってしまいますが、「簡易清掃業者」の後始末を無償ですることはありません。エアコンクリーニング業者は星の数ほどいますが、素人同然の業者も乱雑しています。スケジュールだけではなく、業者の選択にも気をつけましょうね。
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