中野区鷺宮でエアコン掃除|2020.09.20

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お掃除屋さんのおそうじ日記

中野区鷺宮で
エアコンを徹底洗浄!

今回のエアコンは、シャープルームエアコン1台です。

初めてのお掃除機能付きエアコン

(訪問日:2020年9月20日)

本日は、中野区鷺宮でエアコンクリーニングをしてきました。赤ちゃんが生まれたのでエアコンをキレイにして欲しいとのこと。アパートの一室には、まだ新しいシャープのお掃除機能付きエアコンが設置されています。移動車は、敷地内の駐車場に停められました。道具や移動時間が短縮できますので、本当に助かりますね。

エアコンクリーニング(徹底洗浄)|シャープルームエアコン|AY-H28H-W|2018年製

持参のスリッパを履き、防水シートを小脇に抱えてエアコンのチェック。そこには、初めて見るエアコンが設置されていました。なかなかのフォルムですね。2018年製のシャープのお掃除機能付きエアコンです。このメーカーのエアコンは、分解難易度が高いタイプが多いですよね。ワクワク感と不安感が入り混じってきますが、避けては通れない道です。頑張ってエアコンを分解していきましょう。

▼シャープルームエアコン|AY-H28H-W

エアコンクリーニング-鷺宮-シャープルームエアコン|AY-H28H-W

見た目はこんな感じです。最近のエアコンは、丸みがなくなり角張ってきましたね。奥行きもだんだんと広くなってきました。さてさて、このメーカーのエアコンは、本体カバーを分解するのにも手間取るときがあります。このエアコンはどうでしょうかね?

ただエアコンには、メーカー毎に特色があります。このエアコンも同様でした。新しいエアコンのため爪の固着なども少なく、比較的簡単にカバーの分解は終了。ここまでは順調ですね。

▼お掃除ユニットの分解

エアコンクリーニング-鷺宮-お掃除ユニットの分解

基盤と壁の隙間が狭かったので若干手間取りましたが、とりあえずお掃除ユニットは分解完了。ユニットには基板などもついていないので、分解しない状態でも洗浄できそうです。他のパーツと同様に女性スタッフにお任せして、もう一度エアコンと睨めっこ。まだ問題点が2箇所残っています。

まずは上段の上下風向ルーバー(透明)。このメーカーのルーバーは、分解しづらいものも多いのですよね。このエアコンも同じタイプ。基板右側の隙間も少なく、ルーバーモーターの分解も難しそうです。センターの留部や両端の付け根もキツキツ。幸いなことに上段のため、吹き出し口洗浄の邪魔にはなりません。このままの状態で洗浄してしまいましょう。

▼リモコン受光部基板

エアコンクリーニング-鷺宮-リモコン受光部基板

もう1点はこちら「リモコン受光部基板」です。初めてということもありますが、爪がどのように食い込んでいるのかわかりません。ケレンなどを活用して何度かチャレンジしてみましたが、簡単には解決できませんでした。頑張りすぎて爪を折るのは最悪です。このまま頑張っても分解できるのか? どれだけの時間がかかるのか? 見当もつきません。幸いなことに新しいエアコンです。それほど汚れてはいませんよね。このままの状態でもエアコンを徹底洗浄できる「エアコン洗浄の仕方」を考えるのが得策でしょう。

まずは上記画像のように養生テープで壁を。水溜りを作りたくはないので、マスカーテープは使用していません。次は高圧洗浄機を使用した洗浄方法ですね。リモコン受光部基盤が濡れてしまう原因は二つ。ドレンパンからの汚水漏れと吹き出し口洗浄中の水跳ね。これを防ぐ方法は、当店の「簡易清掃」にあります。

▼高圧洗浄機の圧力設定

エアコンクリーニング-鷺宮-高圧洗浄機の圧力設定

上記の画像は、高圧洗浄機の圧力計です。左が通常時「3.0〜3.5MPa」、右が簡易清掃時「1.0〜1.5MPa」。今回は右側の圧力でエアコン洗浄を始めました。この水圧であれば、洗浄水が飛び散るリスクは軽減できます。ドレンパンからの洗浄水漏れも防ぐことができるでしょう。後は水圧をカバーするための洗浄方法です。

クロスフローファンの洗浄

エアコンクリーニング-鷺宮-クロスフローファンの洗浄

その洗浄方法とは「洗浄剤の洗浄力に頼ること」これが答えです。このエアコンはそれほど汚れてはいませんでしたが、メイン洗剤は「ゴールドZ(強化版)」に次亜塩素酸ナトリウム配合のMAX仕様。また、メイン洗剤前にご覧の状態に・・・。まず「クロスフローファン」に「厨房用アルカリ洗剤」を噴霧・浸け置き。その後に「カビ取り洗剤」を追い噴霧。ご覧のように繭玉状にして再度浸け置き。この「クロスフローファン」の汚れ・洗剤を「メイン洗剤」で落としておきます。時間はかかりますが「噴霧器」でゆっくりと汚れ・洗剤を飛ばさないように・・・。これで「吹き出し口」の洗浄は完璧。後は熱交換器ですね。

▼吹き出し口|洗浄前・後

エアコンクリーニング-吹き出し口|洗浄前・

上記の画像は、洗浄剤の洗浄力のみで汚れを落とした「吹き出し口」です。水圧の低い「噴霧器」と水圧を低めに設定した「高圧洗浄機」でも、ここまでキレイに殺菌洗浄できます。水圧でゴミや汚れを吹き飛ばすことはありませんので、熱交換器やドレンパンの洗浄も軽減可能。水漏れや水跳ねだって、ほとんどありません。

▼洗浄後のエアコン全景

エアコンクリーニング-鷺宮-洗浄後のエアコン全景

熱交換器アルミフィンの洗浄は2段階。洗剤噴霧後の1回目・2回目までの洗浄は、簡易清掃時の「1.0〜1.5MPa」で。ドレンパン内部の詰まりやゴミ溜まりがないことを確認し、3回目・4回目は「3.0〜3.5MPa」に水圧をあげて仕上げました。これでエアコンの「徹底洗浄」ができましたね。

▼洗浄後の汚水

エアコンクリーニング-鷺宮-洗浄後の汚水

上記の画像は本日の汚水。予想以上に汚れていましたね。この汚れ具合で、普段通りの「エアコンを徹底洗浄」していれば、確実に「リモコン受光部基板」は浸水していたでしょう。

バケツ内の汚水量は4ℓ弱くらいですかね。室内の汚水量が少ないのは、洗浄水をカットしたからではありません。このエアコンの洗浄には20ℓの洗浄水(お湯)を使用しています。そうなんです。16ℓもの洗浄水が、エアコン上部の汚れと洗剤成分をのせて、室外にも排水されているのです。水圧を低めに設定したので、熱交換器やドレンパンからの汚水漏れは軽減。それによって、室内に残る汚水も少なくなっているのです。

今日は無難にエアコン洗浄できましたが、年数が経てばエアコンも汚れていきます。数年後に出会うこのエアコンたちには、この洗浄方法では通用しないかも知れませんね。次に出会う時は「リモコン受光部基板」を分解する方法を考えることにしましょう。日々勉強ですね。

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