
渋谷区笹塚で
エアコンを徹底洗浄!
今回のエアコンは、サンヨールームエアコン3台です。
サンヨーの古いエアコン
(訪問日:2020年9月12日)
本日は、渋谷区笹塚でエアコンクリーニングをしてきました。引越し先のマンションには、サンヨーの古いエアコンが3台設置されています。見た目・臭いもキツいので、エアコンを徹底洗浄して欲しいとのこと。マンションの駐車スペースに車を停めてから、お客様宅に訪問しました。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|サンヨールームエアコン|SAH-285NV2W|2009年製
サンヨーというメーカーは既に存在していません。パナソニックが吸収しましたが、部品供給・保守期間は終了済み。このエアコンたちは、故障しても修理は不可。しかもマルチタイプのエアコンです。お客様にはその旨のご説明をし、ご了承をいただいてからの作業となりました。
※マルチエアコンとは、1台の室外機で複数の室内機を運転できるエアコンをいいます。コンセントがついていないので、分電盤のブレーカーを落としてからの作業が必須。必然的に、エアコンクリーニング中は、他のエアコンは使用できません。
端子台の位置
古いエアコンの洗浄には注意が必要。補償しなくていいからといって、故障させる訳にはいきません。故障させないためにといって、洗浄を怠る訳にもいきませんよね。お客様のご依頼は「エアコンの徹底洗浄」。「古いエアコンを徹底洗浄」今日は作業時間がかかりそうですね。エアコンを分解してみると、端子台が嫌な位置についていました。メイン基盤下のドレンパン右隣。この位置の「端子台」は、本当に厄介な存在です。
▼エアコン洗浄前の下準備

結果、上記のようにドレンパンを分解することに。ドレンパンを分解することによって、ドレンパンからの洗浄水の溢れを防止することができます。また「端子台」の養生も楽になりますよね。この下準備によって「古いエアコン」も、たっぷりの洗剤と大量の洗浄水(お湯)で、バシャバシャと丸洗い洗浄可能となりました。
▼ドレンパン|洗浄前・後

ドレンパンとドレンホースの繋ぎ目の取り外しが困難な位置だったため、最初の1台のみ簡易分解でドレンパンをぶら下げた状態で洗浄することに。後の2台は、ドレンパンを取り外して内部洗浄しています。簡易分解でもこの洗浄力。カビ取り洗剤をたっぷり使用して、殺菌洗浄済みです。
▼洗浄前の吹き出し口

クロスフローファンも真っ黒ですよね。実はこのファン・・・本当は白いのです。洗浄前は気付きませんでしたが・・・。中々の蓄積汚れ。一度もエアコンクリーニングをしたことはないのでしょうね。
▼クロスフローファン|洗浄中・後

たっぷりのメイン洗剤を噴霧したら、「厨房用アルカリ洗剤」で「クロスフローファン」は浸け置き洗浄しました。ご覧のような見違えるような姿に。このファンは、こんな色をしていたのですね。洗浄力の強い洗剤を使用していますので、白いファンには小さな黒点すらありません。まさに徹底洗浄です。
▼洗浄後のエアコン全景

熱交換器のアルミフィンもご覧の通り。あんなにも汚れて黒ずんでいた「アルミフィン」も、元のアルミ色を取り戻しました。もう臭いの原因などは、どこにありませんよ。今回のメイン洗剤は「ゴールドZ(強化版)」に次亜塩素酸ナトリウム配合のMAX仕様。どんな汚れ・臭いだって残しません。
▼洗浄後の汚水(1台目)

エアコン洗浄後の室内のバケツには、ご覧のような汚水が残りました。ドレンパンを分解しているので多めですよね。しかし、ドレンパンを分解しなかったら「使用する洗浄水の量」は逆に増えてしまいます。「ドレンパンの洗浄」、「クロスフローファンの洗浄にも手間がかかる」、」「ドレンパンに溜まってしまったたゴミを落とすことも必要」「ゴミの散る範囲が増える」などにより、高圧洗浄機での洗浄回数や範囲も増えることに。必然的に洗浄水の量・作業時間も増えますし、故障のリスクだって高まります。
ドレンパンを分解することには、ドレンパンの洗浄目的以外にも色々とメリットがあるのですよ。
▼洗浄後の乾燥作業

洗浄後のエアコンからは、爽やかな風が吹くようになりました。無事に故障することなく、元気に勢いよく「冷たいキレイな風」を吐き出しています。
▼洗浄後のキレイなエアコン

外観もキレイになりましたね。パーツなどの洗浄は、女性スタッフがお風呂場をお借りして、丁寧に洗浄しています。お借りしたお風呂場を汚すことなどはありませんので、ご安心ください。
▼洗浄後の汚水(2・3台目)

上記の画像は、後の2台の汚水です。古いエアコンですので、皆汚れていましたね。只今の時間は13時少し前。古いエアコンではありましたが、30分位の超過で作業を終えることができました。急いで次の現場に移動です。
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