
新宿区若葉で
エアコンを徹底洗浄!
今回のエアコンは、パナソニックルームエアコンと
ナショナルルームエアコン各1台です。
お掃除ロボットの不良
(訪問日:2020年8月12日)
本日は、新宿区若葉でエアコンクリーニングをしてきました。高齢で一人暮らしの母親を気遣った、優しい息子さんからのご予約です。当日はご同行までしていただけるとのこと。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|パナソニックルームエアコン|CS-EX284C-W|2014年製
約束時間前にお客様宅に到着。道具を降ろして準備をしていると、息子さんも到着されました。ご自宅前のコインパーキングに車を停めてから、お客様宅に訪問です。
お掃除機能付きエアコン2台の洗浄
本日のエアコンは、パナソニックとナショナルのお掃除機能付きエアコンです。それでは入り口のパナソニックエアコンから洗浄していきましょう。エアコン下に防水シートを敷いてから幅木をマスカーテープで養生。床面は畳でしたが、これで床を濡らす心配もありません。
同時進行で、女性スタッフはお風呂場をお借りしてパーツ洗浄の準備を始めます。水場入り口には、防水シート・養生シート・タオルなどを敷いてから、高圧洗浄機とタンクもセット。2台以上のエアコンクリーニング時は、高圧洗浄機は水場に固定させてからホースを伸ばしてエアコンの洗浄をしています。
▼パナソニックルームエアコン|CS-EX284C-W

こちらが本日のパナソニックお掃除機能付きエアコン。見た目はそれほど汚れてはいませんでしたが、エアコンからは悪臭が・・・。メイン洗剤は「ゴールドZ(強化版)」と次亜塩素酸ナトリウム配合のMAX仕様で確定ですね。
▼前面パネル・フィルター・カバー・ルーバー分解後のエアコン

前面パネル・フィルター・カバー・ルーバーなどを取り外したら、このようにお掃除ロボットは剥き出しに。この後は、基盤をずらしてからコネクタを外してお掃除ロボットを分解していきます。ただこんなことは、いつも通りの手慣れた作業でしかありません。お掃除ロボットを分解しない業者も多いですけどね。
当店は、お掃除ロボットは分解してからエアコンの内部洗浄をしています。お掃除ロボットをつけたままで、エアコン内部を洗浄することはありませんので、ご安心ください。ただ「簡易清掃」を依頼されたときは話が別。エアコンカバーをつけたまま洗浄することだってあります。「徹底洗浄」ではなく「簡易清掃」ですので悪しからず・・・。
▼洗浄後のエアコン全景

お掃除ロボットを分解していますので、エアコン上部も徹底洗浄可能となります。エアコン上部の「背面パネル・ドレンパン」、エアコン下部の「ドレンパン裏・ファン裏」にカビ取り洗剤を噴霧浸け置きしたら、「背面パネル・熱交換器背面・熱交換器天面・熱交換器前面・ドレンパン」、「ドレンパン裏・ファン裏・クロスフローファン」の順に、何度もメイン洗剤を重ね噴き。洗剤成分がしっかりと浸透・作用してきたら、大量の洗浄水(お湯)でエアコン内部をバシャバシャと丸洗い洗浄。ここまで徹底洗浄していれば、エアコンには悪臭なんて残りません。
▼洗浄後の汚水

上記の画像が、室内に残った汚水です。そうそう、洗浄中にドレンの排水が悪かったので「ドレンホース」を確認すると、結露水用に用意されたバケツ内に突き刺さっていました。バケツ内の水圧で出口を失った洗浄水が、ドレンの排水を悪くしていたのでしょうね。息子さんに説明してバケツをどかしていただきました。
ご近所様を気にしての配慮だと思いますが、たかが結露水です。冷房使用時だって「ジャージャー」と流れ出る訳ではありません。バケツに溜まった結露水を廃棄するのも手間がかかりますよね。バケツに結露水が溜まったままでは、室内機の水漏れ原因にもなってしまいます。お客様には「バケツを使用しないこと」と「ドレンホースを適切な長さでカットすること」をお勧めしておきました。
▼洗浄後の乾燥運転

エアコンの洗浄が終わったら、分解したお掃除ロボットを取り付けて乾燥運転。は〜い、もう悪臭はありません。我ながら完璧な作業・・・この時は、そう考えていたのですが・・・。詳細は後程。
それでは隣の部屋に移動しましょう。今度のエアコンは古いエアコン。ナショナル製のお掃除機能付きエアコンです。(古いエアコンの注意点は説明済み)
▼ファンモーターとゴキブリの死骸

エアコンのカバーを分解していると、右側のカバーには何やらコゲ跡が・・・。円状の跡が残っていたので、ファンモーターが原因のようです。古いエアコンですが、焦げたということは発火の恐れもあったはず・・・危険ですよね。念のためファンモーターを確認すると、なんとカバーの中には「ゴキブリの死骸」が挟まっていました。まあまあ大きいサイズのクロゴキブリが所狭しとです。はっきりと断言はできませんが、おそらくこの害虫が焦げの原因かもしれませんね。ご覧のように除去・撤去しておきました。(この症状もお客様には説明済みです)
▼エアコン全景|洗浄前・後(ナショナル)

別に当店はゴキブリの駆除・除去しにきたわけではありません。ご覧のようにエアコンも徹底洗浄してあります。こちらのエアコンも今や無臭。古いエアコンだって、しっかりと「徹底分解」「徹底養生」「徹底洗浄」してしまえば、長年の蓄積汚れ・蓄積臭も除去可能です。
▼洗浄後のキレイなエアコン(ナショナル)

洗浄後のエアコンはこんなにキレイに仕上がりました。古いエアコンだって故障することなく、今まで以上に元気に運転をしていますよ。このエアコンはですが・・・。そうそう、明日からお盆休みをいただきます。久しぶりのまとまったお休み、ゆっくりと静養しましょう。
タイマーランプの点滅
翌日に息子さんから電話があり、エアコンのタイマーランプが点滅してしまうとのこと。わざわざ実家に様子を見にいかれたそうです。ご迷惑をお掛けして本当に申し訳ありません。折り返しの電話をいれると、パナソニックお掃除機能付きエアコンの「お掃除ロボットのハメが甘い」ようなことを言われていました。電話だけでは解りづらいため「確認しに行きます」と伝えましたが、触っているうちに解消したので今は問題ないとのこと。幸いにもお盆休み中で時間だけはあります。「本日中にご連絡いただければ、明日でもお伺い可能です」とお伝えしましたが、終日連絡はありませんでした。
解決したのかな? と軽く考えていましたが、翌日の夕方にもう一度お電話が・・・。やはり「お掃除ロボット」の調子が悪いようです。翌日15日の朝に再訪問することになりました。
15日の10時頃にお客様宅に到着。車をコインパーキングに停めてから、エアコンのチェックです。「手動お掃除」ボタンでお掃除ロボットを作動。折り返し点で「ガッ」と引っ掛かり音がしますが、スタート地点まで無事に戻ってきました。微妙な雰囲気。故障なのか・不良なのかの判断が難しいところ・・・まだまだお掃除ロボットは動きだします。4ターン目もクリア。ただ引っ掛かり音は気になりますよね。5ターン目でやっと止まってくれました。ここまでの所要時間が20分位です。了解しました。エアコンを再分解してみましょう。
ただ、ごめんなさい。原因は特定できませんでした。分解前のチェックでも不良箇所は見当たらず(見つけられなかっただけですが・・・)。やったことと言えば、いつもよりもより丁寧に配線関係の処理をしただけ。極力エアコン出荷時に近い状態に戻しました。かなり手間はかかりますが・・・。組み立て後「手動お掃除」ボタンでお掃除ロボットを作動すると、今度は正常にお掃除ロボットは動き出します。折り返し点の引っ掛かり音も解消。ただ申し訳ありません。原因は特定できていません。「差し込みが甘かったのか、ネジ止めが甘かったのか、配線のまとめ方が甘かったのか」の、いずれかに原因があるのだとは思いますが、未だに理解はできていません。
正直な話をすれば、当店の動作確認ミス。洗浄後にお掃除ロボットを作動させれば気付くことなのですよね。ただ動作完了まで数十分もかかってしまいます。ついつい飛ばしてしまうんですよね。猛省ではありますが、今後も「お掃除ロボットの動作確認を飛ばす」ことで起こることだと思います。
今回もいつも通りの作業を、いつも通りに施していただけ。このような「お掃除ロボット不良」は、今後も起こりうるかもしれませんね。正直理由は分からないままなので・・・。申し訳ありませんが、当店の不手際によってこのような不良が起こることも考えられます。その際は責任を持って処理・対応しますが、このようにご迷惑をおかけすることに・・・。申し訳ありませんが、予めご了承ください。当店で対応できない場合は、責任を持ってメーカーに修理を依頼いたします。
記事一覧
※上記営業エリア外でも、サービス内容や出張料金などによってはお伺い可能な場合もあります。気軽にご相談くださいませ。
► 出張費の算出方法
家庭用(天井埋め込み)、業務用(天井埋め込み・天井吊り・壁掛け)はこちらから |