
豊島区駒込で
エアコンを徹底洗浄!
今回のエアコンは、東芝ルームエアコン1台です。
再予約のエアコンクリーニング
(訪問日:2020年8月10日)
本日は、豊島区駒込でエアコンクリーニングをしてきました。7月30日にお伺いしたリピーター様ですが、訪問から1年経過していませんのでリピーター割適用ではありません。前回は、お掃除機能付きエアコンとスタンダードの勘違い。1台しか洗浄できなかったので、もう一台のエアコンは本日の洗浄となりました。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|東芝ルームエアコン|RAS-221UADR|2010年製
前回と同じく最寄りのコインパーキングに車を停めてから、お客様宅に訪問。前の訪問時にエアコンの機種はチェック済みです。東芝お掃除機能付きエアコンなので、そこそこ時間はかかりそうですね。前回は娘さんの部屋のエアコンで、今回のエアコンはお父様のお部屋に設置されています。10日振りの訪問となりましたが、エアコンクリーニングを待ちわびていたのでしょうね。終始ニコニコとご対応いただきました。笑顔はいいですよね。こちらの心も穏やかになります。それでは、エアコンを徹底洗浄していきましょう。
このエアコンも汚れていました
この東芝のお掃除エアコンは、前回のエアコンよりも2年古い2010年製です。試運転時も、エアコンからは悪臭が漂っていました。エアコンの分解前ですが、使用するメイン洗剤は「ゴールドZ(強化版)」に次亜塩素酸ナトリウム配合のMAX仕様で確定。洗浄力の強い洗剤で、10年来の蓄積汚れを一掃させましょう。
▼東芝ルームエアコン|RAS-221UADR

エアコンカバー・フィルター・ダストボックスなどを分解するとこんな感じ。所々ほこりが降り積もっていますよね。東芝のお掃除機能付きエアコンには特徴があります。この青い部分。内側に鋭利な金属部が隠れており、誤って触ってしまい指から出血することもしばしば。「注意しないとな・・・」と思っていましたが、分解に手間取っている間にスッと指が切れてしまいました。いつも、こんな感じでヒヤヒヤです。ついつい不注意に触ってしまうのですよね。
▼お掃除ユニット分解後のエアコン

無事に?お掃除ユニットは分解完了。熱交換器のアルミフィンには大量のホコリたちが・・・見た目からも臭ってきそうですよね。基盤周辺にもホコリの付着が目立ってます。
東芝エアコンの特徴でもある「スケルトンブルーのテープ」を剥がしてから、エアコン周囲のホコリ払い。しかしこのテープ邪魔ですよね。何故エアコン出荷時に剥がしておかないのでしょうか? このまま洗浄するとテープの隙間にゴミやホコリが溜まってしまいます。見た目も汚くはなりますが、このままの状態で洗浄すると、テープの隙間に溜まってしまうゴミや洗剤成分などが腐食してしまうでしょう。カバーをつけてしまえば見えなくなりますが、それでは解決したとは言えませんよね。見えなくなっただけですから・・・。ただこのテープ、わざわざ剥がす業者も少ないでしょうね。
▼カビ取り洗剤噴霧中

熱交換器のアルミフィンにホコリが詰まっているということは、ドレンパン内やドレンホースの汚れも凄いことになっているかも知れません。エアコンを洗浄する前に「カビ取り洗剤」をドレンパン内部に噴霧(左画像)。エアコン洗浄カバーを取り付けたら、カビ取り洗剤を追い噴霧。「背面パネル」「ドレンパン」「ドレンパン裏」「ファン裏」の順に噴霧・浸け置きします。
次亜塩素酸ナトリウムが、ドレンパン背面・ドレンパン内部の汚れを融解させて、ドレンパン・ドレンホースの詰まりも解消させてくれることでしょう。
▼熱交換器|洗浄中

熱交換器のアルミフィンにメイン洗剤を重ね噴きしていると、こんな感じに泡立ってきました。洗剤成分がしっかりと浸透・作用していますね。10年間かけて蓄積された汚れ・臭いを「グングン」と浮かしています。メイン洗剤には「次亜塩素酸ナトリウム」も配合しているので、エアコン内部の隅々(ドレンパン・ドレンホースなど)までも殺菌洗浄済み。洗浄力の弱い「エコ洗剤」などでは落とせない頑固な蓄積汚れだって、当店ならしっかりと洗浄可能です。
▼洗浄後のエアコン全景

「ご覧ください」この熱交換器アルミフィンの色を・・・これが本来のアルミ色で、もうこのエアコンには悪臭なんて残ってはいません。見た目以上にキレイに仕上がっていますよ。
簡単に洗浄できる「エアコン下部」の説明は割愛いたします。写真はありませんが、吹き出し口・クロスフローファンも、洗浄力の強い洗剤をたっぷりと使用して完璧に洗浄済み。当店なら、熱交換器の裏側やドレンパンの裏側にゴミを貼り付けたままにすることなく、見えている表側同様に裏側だってきれいに洗浄可能です。徹底洗浄されたエアコンは、臭い戻りなんてありませんよ。
▼洗浄後のパーツ類

こちらの画像は洗浄後のパーツ類。女性スタッフがお風呂場をお借りして丁寧に洗浄しています。基板などは全て分解していますので、パーツも丸洗い洗浄済み。分業しているからこそできる一手間ですよね。ひとりでこの作業(エアコン分解・内部洗浄・パーツ分解・パーツ洗浄)を全てするには、4時間位の作業時間は必要になるでしょう。
▼洗浄後の汚水

室内のバケツには上記のような汚水が残りました。この3倍以上の洗浄水が、エアコン上部の汚れをのせて室外にも排水されています。エアコン上部を徹底洗浄できるからこそ、エアコンの蓄積汚れも除去可能。室内に残る汚水量・汚れと、エアコンの洗浄率は別物です。大量の汚水が出たとしても、真っ黒な汚水が残ったとしても、エアコンの汚れや臭いが一掃できているとは限りません。室内に残った汚水は、ただの残留物でしかありません。どんな汚水が残ったのかではなく、どのような作業をしたのかがエアコンクリーニングでは一番大切なのです。
▼洗浄後のキレイなエアコン

2時間前とは見違えるよう位にきれいになったエアコンです。安心してくださいね。あんなにバラバラに分解したって、エアコンは正常に作動しています。10年来の蓄積汚れ・蓄積臭もスッキリと解消済み。まだまだ残暑が厳しいですので、これで安心してエアコンが使用できますね。お父様も喜ばれていました。
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