
杉並区和泉で
エアコンを徹底洗浄!
今回のエアコンは、三菱ルームエアコン1台です。
三菱の古いお掃除機能付きエアコン
(訪問日:2020年8月6日)
本日は、杉並区和泉でエアコンクリーニングをしてきました。一戸建ての1階寝室には、三菱の古いお掃除機能付きエアコンが設置されています。駐車スペースは自宅前の私道だったので、道具の移動が楽で助かりました。車のトランクを開けたままで運び入れができますので・・・。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|三菱ルームエアコン|MSZ-XW227-W|2007年製
本日のご依頼はお掃除機能付きエアコン1台。お客様宅に訪問したら、本日のエアコンと洗い場を確認します。エアコンは1階の寝室で、洗い場は2階のお風呂場とのこと。1階には水場がないため、2階のキッチンから洗浄水(お湯)をタンクに入れることになりました。
ベッドの上のエアコン
女性スタッフが洗い場と洗浄水の準備をしている間に、エアコンをチェックしましょう。寝室のエアコンはベッドの真上に設置されていました。作業スペース確保のために、ベッドを移動させるというのは効率が悪そうですね。ただマット上での作業は不安定なので、極力避けたいのが本音。作業効率を考慮の上、マットを移動させることにしました。マット下の簀子も薄手のため移動させます。これで足場の確保は完璧ですね。ただ少し難点はありましたが・・・取りあえす、足元を養生しておきましょう。
▼三菱のお掃除機能付きエアコン|MSZ-XW227-W

こちらが本日のエアコン。個人的には、このタイプのお掃除機能付きエアコンは大好きです。それは何故か? 答えは簡潔。「お掃除ユニットの分解が簡単」だからです。少なくともこの段階ではそう思っていました。
▼本体カバー・ルーバー・フィルター・ダストボックス分解後

カバーなどのパーツ類を分解したらご覧の通り。後は基盤からコネクタ数カ所を外したら簡単にお掃除ユニットが外れる。この時もまだ、そのように考えていました。だだ結果はそうではありません。基盤についているコネクタの位置に問題が・・・。しかも分解できないコネクタまで存在。少し驚きましたね。古いエアコンは、このように構造が面倒なこともよくあります。
結局、お掃除ユニットを分解するために基盤類を全て取り外すことに・・・。手間がかかったついでにドレンパンも分解しておきました。これなら内部洗浄の手間は省けます。分解に費やした時間を多少は補うこともできるでしょう。基盤も完全分解なので、古いエアコンでも故障のリスクはなくなりました。こうなったら思う存分、古いエアコンを徹底洗浄してしまいましょう。
▼エアコンクリーニング作業風景

上記の画像に違和感はありませんか? そうなんです。防水シートを使用していないのです。それは何故なのか? 申し訳ありません。防水シートを汚したくなかったからです。このような状況でベッドや棚を移動させると、普段掃除が行き届かない部分が丸裸になりますよね。慌てて掃除機などを持ち出して掃除されるお客様が多くいらっしゃいます。今回もそうなのかな・・・と思っていましたが、普段見えない場所の汚れは気にならないようでした。ただ申し訳ありません。本日はエアコンクリーニングで伺いました。当店ではサービスでエアコン下の作業スペースを掃除することはありませんので、予めご了承ください。(汚してしまった場合分は、責任を持って掃除してから帰りますが・・・)。
しかし、汚れた床に防水シートを敷いてしまうと、防水シートの床面は確実にホコリ・ゴミまみれに・・・・。そこでこのように、マスカーテープを何重にも敷いて対応することにしました。これなら防水シートが不要なので、シートが汚れる心配はありません。申し訳ありませんが、エアコンクリーニング後もベッド下の汚れはそのままです。マスカーテープについてきたゴミ程度は、取り除かれることになりますが・・・。
▼エアコン全景|洗浄前・後

上記の画像は、洗浄前後のエアコン全景。ここで見ると、それほど変化はありませんね。ただこのエアコンは悪臭を放っていました。その臭いの原因は、エアコン上部の熱交換器のアルミフィンに染み込んだ蓄積臭です。たっぷりのメイン洗剤を何度も重ね噴きして、臭い菌を殺菌洗浄しておきました。
▼吹き出し口|洗浄前・後

吹き出し口の汚れもこの程度。クロスフローファンだって、古いエアコンの割には汚れていませんよね。油分などがない寝室ならではでしょう。数匹のネコちゃんたちもいましたが、猫の毛などもエアコンには付着していませんでした。ペットとご主人様は、生活範囲が違うのかもしれませんね。
▼分解したパーツ類

上記の画像が分解したパーツ類です。左側は洗わない・洗えない物。右側が洗浄済みのパーツです。お掃除ユニットもドレンパンもご覧のようにキレイに洗浄できました。上記のパーツの洗浄は、カバーなどのパーツと同様に女性スタッフがお風呂場をお借りして丁寧に行っています。
分業して作業しているからこそ、このような徹底分解をすることもできるようになります。エアコンの分解・分解したパーツの洗浄・エアコン内部の洗浄と、全ての作業を一人でするには4時間位かかりそうですよね。一人作業の業者は本当に大変だと思います。ただそれが原因で、分解をしなくなる業者も多いのですよね。「作業時間=コスト」ですから・・・どんどんと簡易清掃業者が増産されてしまうのでしょう。
▼洗浄後の乾燥運転

エアコンの洗浄が終わったら、エアコンを組み立てて乾燥作業。しっかりと水分の拭き取りが完了したら、仕上げの乾燥運転です。ご安心ください。徹底洗浄されたエアコンからは悪臭が放たれることはありません。しっかりと徹底洗浄されていますので、このエアコンから吹く風は、もう無臭ですよ。
▼洗浄後の汚水

こちらが本日の汚水です。ドレンホースの直接流した洗剤・洗浄水以外は、全てこのバケツ内に収まっています。13年分の汚れ・洗浄前の悪臭の原因も全てこの中に。これで寝苦しい夏の夜も、快適にエアコンが使用できるようになりましたね。
ただ申し訳ありません。マスカーテープを剥がした撤収作業後も、ベッド下のゴミたちはそのまま。ゴミや汚れが見えないように、元通りに簀子・マットを乗せて蓋をしておきました。ベット下のゴミが増えるような行為はしていませんが、同様に掃除も一切してはいません。室外のドレンホース周りと同様に、当店のサービス範囲ではありませんので予めご了承ください。
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