板橋区赤塚でエアコン掃除|2020.07.12

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お掃除屋さんのおそうじ日記

板橋区赤塚で
エアコンを徹底洗浄!

今回のエアコンは、富士通ゼネラルルームエアコン1台です。

富士通ゼネラルの古いエアコン

(訪問日:2020年7月12日)

本日は、板橋区赤塚でエアコンクリーニングをしてきました。予約時に、駐車スペースはマンション前の路肩で大丈夫とのこと。車を停められないと判断した場合は、最寄りのコインパーキングを利用すると説明済みです。

エアコンクリーニング(徹底洗浄)|富士通ゼネラルルームエアコン|AS28PPE-W|2005年製

訪問時間10分前にマンション前に到着。周囲を確認すると、隣のマンションも路肩に乗り上げて車を駐車していました。タイヤ1本ハミ出す程度なので問題なさそうですね。車を停めてから道具類を台車に乗せて、お客様宅に訪問しました。

エアコンカバーの分解ができない業者

本日のエアコンは、富士通の古いスタンダードエアコン。このエアコンを見かけると、昔のことを思い出します。それは修行時代? 清掃会社でアルバイトをしていた頃の話・・・。

▼富士通の古いスタンダードエアコン|AS28PPE-W

エアコンクリーニング-赤塚-富士通の古いスタンダードエアコン|AS28PPE-W

当時何も知らない私の前で、平然とエアコンクリーニング(簡易清掃)をしていた、雇主である「社長さん」。偶然にも私と同い年でした。素人の私相手には雄弁で、且つ高圧的な雰囲気の方。色々と違う意味で、勉強させていただきました。

その社長さん曰く「この富士通のエアコン、カバー外せたこともあるんだけどな・・・」などど語りながらも、いつもカバーはつけたままでエアコン洗浄。老人ホームの施設をメインに活動していたのですが、5台位のエアコン洗浄でも使用する水の量は10ℓ未満。否、数リットル? 1ℓ未満?。使用する洗剤だって、何故だか「ガラス用のアルカリ洗剤」。というか洗剤は3種類くらいしか持っていません。そのガラス用のアルカリ洗剤をエアコンに向かって、スプレイヤーで「プシュプシュ」と数カ所に噴霧するだけ。洗剤だって全然減りません。今考えると本当に摩訶不思議なエアコンクリーニングです。

高圧洗浄機も「キヨーワ」の音がうるさいタイプ。電源が入っている間は、ズーッと轟音がしていました。その高圧洗浄機を、まるでスプレイヤーのように「シャッシャー」と噴射してエアコンを洗浄しているのです。見えている箇所を狙い撃ちするだけで、まるで「テッポウウオ」のようでしたね。高圧洗浄機はずっとうるさいままですが、洗浄音が「ジャー・・・」と長い時間続くことはありません。今思えば不可思議ですが、当時の私は「エアコンクリーニング」はそんなものだと思っていました。

見えるところしか洗浄しない業者

そんな社長さんだって、若い頃からの掃除職人さん。ダスキンから修行したようで、職歴は20年以上です。その程度の仕事内容でも、20年以上も続けられるんですよね。この業種は、この職業は・・・。最近はそのように感じるようになりました。だからこそ新規参入者も多いのでしょう。正直誰でもできる仕事です。だって、掃除をしたことがない人はいないですから・・・。

「信頼の実績、10年以上エアコンクリーニングしています」こんなフレーズで宣伝している業者もいますが、正直業歴は全く意味がないですよね。何年やっていたのかではなく、どんなエアコンクリーニングをしてきたのかが一番大切。10年前のエアコンクリーニングと比べれば、使用する機材や洗剤も今はどんどんと進化しています。10年以上前のエアコンクリーニングであれば、高圧洗浄機ではなく噴霧器がメインの時代。噴霧器を使用しているような感覚で、高圧洗浄機を扱う業者もいるのではないでしょうか? いや、前述しているように確実にいましたね。業歴20年以上の彼(社長さん)は、噴霧器ではなく「スプレイヤー」のように高圧洗浄機を扱って、エアコンに洗浄水を噴霧(噴射)していました。

▼エアコン周囲のホコリ払い

エアコンクリーニング-赤塚-エアコン周囲のホコリ払い

そろそろ本題である、本日のエアコンクリーニングに戻りましょう。難なくエアコンカバーは分解できました。カバーを取り外したら、刷毛を使って周囲のホコリを払っておきます。そうそう、リモコン受光部基盤やアースなども分解済み。これでしっかりと故障しないように、エアコン内部の養生ができますね。

このエアコンの特徴は、エアコンカバー上下にある強く嵌め込まれた硬い爪にあります。上の爪も下の爪も嵌め込みがキツイため、構造が理解できていない人は敬遠してしまうのでしょう。一度それに慣れてしまえば、もう分解する必要はありませんよね。そうやってリスク回避することで「簡易清掃業者」が増殖されていくのです。

彼(社長)が語っていた「この富士通のエアコン、カバー外せたこともあるんだけどな・・・」の意味も今なら理解できます。彼はそもそも、機種の違いすら理解できていませんでした。富士通ゼネラルのエアコンは皆同じだと思っていたのでしょう。この後の機種からは、下の爪の嵌め込みが甘くなりました。おそらくそのエアコンを分解したことがあったのでしょう。エアコンを確認すれば簡単に気づくことなのに・・・。そう言えば、この社長さんは時間にだけはシビア。自分が決めた作業時間を超過することが大嫌いな人でした・・・。彼に言わせれば「確認作業」なんて無駄な時間なのでしょう。

ただ、老人ホームの施設に到着するたびにベランダに置いてある室外機でエアコンメーカーだけはチェック。他メーカーのエアコンでも分解しないで洗浄することも多々ありましたが・・・なんのための確認だったのかは意味不明です。そう言えば、ルーバーもよく破損させていました。度々「瞬間接着剤」で補正? 隠蔽していたのを思いだします。当然お客様に報告などはしていません。仕事は速い? 適当? 今思うと、とにかく作業が行動と一緒で乱暴な方でしたね。ダスキン経験者だからでしょうか・・・。否、性格? 人間性の問題ですかね。

他メーカーのエアコンでも、このようにカバーの分解が面倒な機種はあります。ここで一つヒントを・・・。今更感ではありますが、エアコンカバーの下をご覧ください。「push」と書いてありませんか? そうなんです。親切に「押して」と書いてあるのです。エアコンをよく見れば、ヒントは書いてありますよ。押し方(強弱やタイミング)などは、機種や設置状況で異なりますので、色々とお試しくださいね。

▼カビ取り洗剤で浸け置き洗浄中

エアコンクリーニング-赤塚-カビ取り洗剤で浸け置き洗浄中

このエアコンの吹き出し口は汚れていましたね。いつものように「ファン裏」「ドレンパン裏」にはカビ取り洗剤を噴霧・浸け置き。手の届かない範囲の汚れだってご覧の通り。ジワジワと汚れが浮き出てきます。

エアコンクリーニングで大切なのは、エアコン内部の汚れをしっかりと除去すること。このような見えない箇所の汚れは「エコ洗剤」などでは歯が立ちません。見えない箇所なので誰も気づきませんが、当店が「エコ洗浄」後に徹底洗浄すれば、エアコンからはまだまだ汚れが取れる・・・こんなこともよくある話。「エコ洗浄」あるあるですね。

▼メイン洗剤の噴霧

エアコンクリーニング-赤塚-メイン洗剤の噴霧

エアコン上部の「背面パネル」「ドレンパン」にもカビ取り洗剤を噴霧。その後、エアコン上部・下部にサッと一通りメイン洗剤を噴霧しておきました。本日のメイン洗剤は「ゴールドZ(強化版)」に次亜塩素酸ナトリウム配合のMAX仕様。これだけ汚れていれば当然ですよね。

そうそう、7月初旬から使用する「カビ取り洗剤」が変更されました。洗剤メーカーに製造のお願いしていたのですが、満を期して新商品「黒カビキラー」が登場です。

ただ、またまたやってくれました・・・。たま〜に?「しくじり」をしてくれるのですが、泡スプレイヤーで噴霧しても全く泡立ちません。慌ててショートメールで連絡をすると、すぐに電話をいただきました。第一声が「界面活性剤を入れ忘れました〜」とのこと。ちょっと笑ってしまいますよね。「すぐに作って送りますので廃棄してください」とのこと。う〜ん。ただ廃棄するというのも面倒です。「厨房用アルカリ洗剤」を配合して使用することにしました。無事に泡立ちにはクリアしたので、廃棄する必要はなくなりましたね。

クロスフローファンの洗浄例

エアコンクリーニング-赤塚-クロスフローファンの洗浄例

クロスフローファンの汚れはキツかったので、この段階で一回濯いで汚れを落としておきます。(左画像参照)。そして、メイン洗剤を重ね噴きしたら「厨房用アルカリ洗剤」を追加噴霧。ご覧のように繭玉のような状態で浸け置き洗浄しておきました。

一見無駄に見えるこの作業ですが、高圧洗浄機の水圧ではこそぎ取れない頑固な汚れだって、「苛性ソーダ」の強力な洗浄力で強制剥離。ゴミをむやみに吹き飛ばすことなく、しっかりと「洗剤の洗浄力」で汚れを落としていきます。

熱交換器|洗浄中・後

エアコンクリーニング-赤塚-熱交換器|洗浄中・後

熱交換器は途中すすぎをせずに、何度もメイン洗剤を重ね噴き。ご覧のように洗剤成分が作用して泡立ってきました。これで熱交換器に染み込んだ汚れ・悪臭もシャットアウト。次亜塩素酸ナトリウムも配合されているので、熱交換器のアルミフィンも殺菌洗浄済みです。もう臭いなんて残ってはいません。因みに・・・このエアコンの洗浄には、メイン洗剤を3ℓ使用しました。

▼吹き出し口|洗浄前・後

エアコンクリーニング-赤塚-吹き出し口|洗浄前・後

こんな状態の吹き出し口もご覧のとおり。スッキリと殺菌洗浄されています。我ながら完璧。この後にオーバーホールしてチェックしても、クロスフローファンにはゴミなんて残っていませんよ。ファンを分解しなくても「洗剤の洗浄力」のみで、完璧に洗浄することは可能なのです。

ただ誰でもできることではありません。汚れを確認して使用する洗剤や洗浄方法を変える必要があるのです。強い洗剤を使用すれば、洗剤を洗い流す技術も必要。ファンの汚れや洗剤を、極力飛ばさないような洗浄方法も考えなければいけません。飛び散った汚れや洗剤を洗い流す技術も必須。エアコンのメーカー・機種毎に、形状や位置などの違いもあります。・・・だから、誰でもできることではありません。大切なことなので2度言わせていただきました。すいません・・・ちょっと自己陶酔中です・・・。

エアコンの臭いの原因は見えないところ

当店は、洗浄力の強い洗剤を積極的にエアコン洗浄に使用しています。それはエアコン内部の汚れを徹底的に落としたいから・・・。エアコンの臭いの原因は「見えない」ところにもありますからね。しかし、強い洗剤を使用するにはリスクもあります。そのリスク回避のために、当店では中和剤(リンス剤)の使用ではなく、徹底したすすぎをすることで対応しています。(洗浄水を減らす目的の中和剤噴霧は、汚れ残しの原因になりますので・・・)。エアコン1台に平均20ℓの洗浄水(お湯)を使用し、エアコン上部をメインに洗浄することで、エアコン内部に洗剤成分が残らない洗浄を心掛けています。

▼洗浄後の汚水

エアコンクリーニング-赤塚-洗浄後のエアコン

ご覧のように真っ黒な汚水が残りましたね。見えない箇所の汚れは、ドレンパン・ドレンホースを通って室外にも排水されています。エアコンの洗浄には見える箇所だけではなく、見えない箇所の洗浄も大切。そういえばお掃除屋さんは、見える箇所の掃除が大好きですよね。またまた昔の話を思い出しました。

修行?(アルバイト)時代、エアコンのカバーは水洗いではなく、拭き上げで行っていました。濡れたタオルと乾いたタオルを使用するだけ。いわゆる「簡易清掃」ですね。筆者は割とキレイ好き。私生活は別ですが仕事の時は汚れが気になります。細かい所やカバーの裏側も拭いていると、大きな声で「見えないところなんて掃除するな!」と社長さんから一喝。そんなことに時間をかけるな・・・とのことです。そう言えば、彼のエアコン洗浄は30分もかかりません。否、15分位で終わることも・・・。今考えれば恐ろしい「エアコンクリーニング」です。

ただ、この声を聞いていたのは、注意? された私だけではありません。お部屋の居住者も聞いていたのです。ただ彼の凄いところはこれから・・・。彼の発言には、良い悪は別にして信念だけはあるようです。居住者が「聞き捨てならない発言ね!」と言われました。しかし彼は、臆することなどありません。堂々とお客様に対して「だって見えないところを掃除しても意味がないでしょ!」と言い放ったのです。お客様は呆れ顔ですが、そこまできっぱり言われてしまえば何もいえません。ある意味凄い人だな・・・と感心してしまいます。決して真似をしたくはありませんが・・・。

▼作業後の乾燥作業

エアコンクリーニング-赤塚-作業後の乾燥作業

エアコンの洗浄が終わったら、リモコン受光部基盤・アースなどを再設置して乾燥作業。洗浄前はあれほど悪臭を放っていたエアコンですが、すっきりと解消されました。時間をかけて丁寧に洗浄していますので、当たり前ですが・・・。

ここでまたまた昔の話を・・・。彼が洗浄した後のエアコンを見て質問をしたことがあります。吹き出し口のファンを覗くと、まだまだゴミが付いていました。初心者素人の私は「これでいいのですか?」と質問。すると彼は「俺はこんなもんだよ!」との回答。彼は汚れで時間を区切る人ではありません。あらかじめ決めてある作業時間のみで動く人。「タイムイズマネー」オンリーです。これでも業歴20年以上。業界から干されることもなく、そこそこ順調に仕事が続いているのです。恐ろしい・・・本当に怖い業界・業種ですよね。こんな人達を一掃したいな・・・エアコンの汚れのように・・・日々こんな思いが強くなります。

▼洗浄後のキレイなエアコン

エアコンクリーニング-赤塚-洗浄後のキレイなエアコン

本日のお客様は、エアコンクリーニングには無関心のようです。新型コロナウイルスの影響もあるからかもしれませんが、終始別部屋にいらっしゃいました。でも安心してください。見ていようが見ていまいが、見えないところまでエアコンを徹底洗浄しています。

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※営業エリア(東京23区)外でも、サービス内容や出張料金にてお伺い可能な場合もありますので、お気軽に相談ください。

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「ハウスクリーニング」サービスには、お客様のお宅に車でお伺いします。お手数ですが、駐車スペース確保のご協力をお願いいたします。
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