
練馬区南田中で
エアコンを徹底洗浄!
今回のエアコンは、富士通ゼネラルルームエアコンと
日立ルームエアコン各1台です。
お掃除ユニットも徹底洗浄
(訪問日:2020年5月17日)
本日は、練馬区南田中でエアコンクリーニングをしてきました。2階の寝室には「富士通ゼネラルーム」、1階のリビングには「日立」のお掃除機能付きエアコンが設置されています。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|富士通ゼネラルルームエアコン|AS-223BKS|2013年製/日立ルームエアコン|RAS-S71C2(W)|2013年製
ご自宅の駐車場には車が停まっています。道具を全て降ろし、エアコンの状況を確認してから、最寄りのコインパーキング車を停めてきました。お客様にエアコンの作業順をお尋ねするとお任せとのこと。2階のエアコンから順番に徹底洗浄していきましょう。
2台のエアコンクリーニングなので、高圧洗浄機は2階の浴室前洗面台に設置。20ℓタンクの洗浄水(お湯)補充は、女性スタッフにお任せ。これで思う存分、エアコンをバシャバシャと丸洗い洗浄できますね。
2階寝室のエアコン
エアコンの位置はベッドの真上です。まずはマットを移動させてベッドの材質を確認。マット下の土台の板は、割としっかりとしていました。丈夫な構造なので、この上で作業ができそうですね。防水シートを敷いて作業スペースの確保。それではエアコンのチェクをしましょう。
▼2階のエアコン|AS-223BKS

こちらが今回のお相手である「富士通ゼネラルのお掃除機能付きエアコン」。ベッドの上にあるため、ホコリの付着が目立っています。ただ寝室のエアコンは、それほど汚れていないことの方が多いですからね。カバー類を分解して再度チェックしてみましょう。
▼カバーなどのパーツ分解後

これでお掃除ユニットが剥き出しになりましたね。う〜ん、やはりホコリの付着が目立ちます。後はホコリの質ですね。このエアコンは、お掃除ユニットが過度に汚れていると洗浄に手間がかかるタイプ。まだこの段階では、洗浄方法の判断はできません。とりあえず、お掃除ユニットを取り外してチェックですね。
お掃除ユニットもバラバラに分解
難なくお掃除ユニットの取り外しは完了。汚れ具合はこんな感じ・・・。これでは、ホコリ払いでは対応できそうにありません。最適な洗剤を使用して洗浄する必要がありますね。
▼お掃除ユニット|洗浄前・後

取り外したお掃除ユニットを見てみると、細かい箇所にまでホコリが入り込み所々で腐食していました。しかしこのお掃除ユニットには、複数箇所に基盤がついています。まずはフロント部に設置されている基盤たちを分解しましょう。
▼お掃除ユニットをバラバラに分解

そして結局、お掃除ユニットは原形をとどめないくらいバラバラになりましたね。私は別に分解マニアではありません。このお掃除ユニットをここまで分解するには理由があるのです。そしてこれは特別な作業でもありません。汚れ具合を判断して日々行っている、ただのエアコンクリーニング風景の一例です。
▼お掃除ユニット内部に設置されている小さな基盤

そんなにバラバラにしなくても、洗浄できるだろう・・と思われる方も多いでしょうね。しかし、お掃除ユニットの内部には、このような小さな基盤が隠れています。エアコンのパーツには一つとして無駄なものはありません。この基盤が浸水してしまえば、お掃除ユニットは故障してしまうでしょう。このお掃除ユニットを徹底洗浄するためには、このバラバラ作業が必須なのです。
▼熱交換器繋ぎ目のパーツ|洗浄前・後

そしてこのエアコンの天面はこんな感じ。熱交換器の繋ぎ目には、大きなプラスチックパーツがついています。どうやって掃除をしたと思いますか? このままの状態で洗浄したと思いますか? いいえ違います。当店ではこのパーツも取り外してから、エアコンの内部洗浄をしています。しかしそれは、このパーツを徹底洗浄したいからではありません。エアコン内部を徹底洗浄するためには、このパーツの分解も必須なのです。
▼熱交換器天面の隙間

パーツに隠れていたアルミフィンにも、ホコリが詰まっていますね。パーツがついたままでは洗浄できない汚れです。ただこれだけが目的ではありません。大きな隙間から黒いものが見えていますよね。これはエアコンの心臓部でもある「クロスフローファン」。これがクルクル回って、お部屋の空気を吸い込み・吹き出しています。
クロスフローファンはクルクルと回るし、羽と羽の間には隙間もあります。このような構造のファン裏やドレンパン裏、クロスフローファンの洗浄をしていると、ファンの汚れは「熱交換器の裏側」・「ドレンパン内部・裏」などに吹き飛ぶことに。裏側に貼り付いたゴミや汚れをそのまま放置してしまうと、エアコン悪臭の原因(臭い戻り)になりかねません。それを防ぐためには、今度は吹き出し口に向かって貼り付いたゴミや汚れを吹き飛ばす必要があります。
想像してみてください。熱交換器のアルミフィンの汚れは、高圧洗浄機で洗浄可能。フィンの隙間から噴射した洗浄水は、裏側に貼り付いたゴミを吹き飛ばして落とします。ただ先ほどのプラスチックパーツがついたままなら・・・。そうなんです。汚れは全てパーツの裏側に貼り付いたまま。あのままの状態では、そのゴミを取り除く術がないのです。
▼エアコン全景|洗浄前・後

エアコンのパーツを徹底分解したら、後はエアコンを徹底洗浄するだけ。今回のメイン洗剤は「ゴールドZ(強化版)」をチョイス。蓄積汚れがありましたからね。エアコン内部にもカビ汚れもありました。いつものように「次亜塩素酸ナトリウム」を追加配合。洗浄力の強い洗剤をたっぷりと何度も重ね噴きしていますので、熱交換器のアルミフィンもこんなにキレイになりました。
▼カビ取り洗剤で浸け置き中

こちらは、吹き出し口の洗浄風景。「ドレンパン裏」「ファン裏」そして、フェルト部には「カビ取り洗剤」を噴霧。このように浸け置き洗浄しています。じわじわと汚れに浸透・作用しているので、汚れがどんどんと浮き上がってきていますね。背面パネル・ドレンパンも同様に浸け置き洗浄しています。
▼吹き出し口|洗浄前・後

フェルト部のカビ汚れもご覧の通り。カビ取り洗剤を使用しているので、スッキリと殺菌洗浄可能。結露水漏れを防ぐためのフェルト部は、冷房運転時に常に湿った状態です。カビが発生しやすい箇所の一つですね。この洗浄には「カビ取り洗剤」は必須。「エコ洗剤」などでは、全く歯が立ちません。
▼洗浄後の乾燥作業

エアコン内部・パーツの徹底洗浄が終わったら、バラバラにしたお掃除ユニットを組み立ててからエアコンに取り付けます。後は乾燥作業だけ。ここまでの作業時間は2時間強です。二人作業だからこそできる術ですね。分解したパーツ類の洗浄は、エアコンの内部洗浄と同時進行で、女性スタッフが行っています。
それでは、1階リビングのエアコンに移動しましょう。
1階リビングのエアコン
1階のリビングには、日立のお掃除機能付きエアコンが設置されていました。以下作業風景です。
▼1階リビングのエアコン洗浄

このエアコンは分解難易度は高いタイプ。お掃除ユニットを分解しないまま、作業をしてしまう業者もいるのではないでしょうか。当店は必ず分解していますが・・・。ご覧のように徹底洗浄しておきました。1台目のエアコン洗浄がてんこ盛りでしたので、こちらのエアコンクリーニングの詳細は割愛させていただきます。
▼洗浄後の汚水

こちらが本日の汚水。2台とも汚れていましたね。このお掃除日記を呼んで、猛省する「簡易清掃業者」がいることを切望します。エアコンはしっかりと分解・洗浄しましょうね。
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