エアコンクリーニング（徹底洗浄）｜シャープルームエアコン｜AY-B22EXF｜2012年製

当店のお掃除機能付きエアコンのクリーニング料金は、一律18,000円（税込）。最初の電話では管理会社向けの割引はないかとの相談が・・・、「申し訳ありませんが、当店ではそのような割引はしておりません」。一般のお客様でも、法人のお客様であっても、エアコンクリーニングでやることは全く一緒。ただエアコンをキレイに洗浄するだけです。お電話では作業内容や訪問可能日・支払い条件などの質問もされました。数日後、担当者さまからご予約の連絡をいただき、日程を調整してからの訪問となりました。

シャープお掃除機能付きエアコン

▼シャープのお掃除機能付きエアコン｜AY-B22EXF

こちらが本日のシャープのお掃除機能付きエアコン。空室清掃済みとのことでしたが、古いアパートは所々清掃が行き届いていないところがありますね。他の業者が空室清掃した後のお部屋に入るのは楽しみでもあります。どの程度の掃除内容なのか見られますからね。それではエアコンをチェックしてみましょう。

エアコンカバー・フィルターなどの見える部分も汚れたまま。ダストボックスにもゴミが残っています。他の業者がエアコンクリーニングをするからなのでしょう。エアコンはノータッチでした。

▼エアコンカバーなどのパーツ分解後

前面パネル・フィルター・ダストボックス・エアコンカバー・ルーバーを分解したらこんな感じになります。このエアコンは、右側のエアコンカバーを外すのが若干面倒なのですが、比較的簡単に分解できました。基盤近くのアースも1箇所抜けています。これは・・・このエアコンは、カバーを外したことがあるのでしょう。使用して5年以上も経っていると、カバーを外すのに苦労するタイプのエアコンです。また初めからアースが抜けていることもないでしょうね。1回位はエアコンクリーニングはしている筈です。程度は分かりませんが・・・。

▼内部洗浄前のエアコン

このエアコン、お掃除ユニットの分解は本当に簡単。数カ所のネジと基盤からコネクタを数カ所外すだけで、お掃除ユニットは取り外し可能。このように簡単に熱交換器を剥き出しにすることができるのです。このお掃除機能が分解できないのであれば、多機能のスタンダードエアコンだって分解できないでしょうね。今日は時間が短縮できそうです。

▼吹き出し口｜洗浄前・後

当店のエアコンクリーニングは、カビ取り洗剤の噴霧から始まります。「背面パネル」「ドレンパン」「ドレンパン裏」「ファン裏」はカビ取り洗剤で浸け置き洗浄。そのあとは、たっぷりのメイン洗剤を、時間をかけて何度も重ね噴きします。

空室のエアコンクリーニングなので、本日のメイン洗剤は「ゴールドZ（強化版）」に次亜塩素酸ナトリウムを追加配合してあります。これなら前の居住者が残したエアコンの悪臭（生活臭・ヤニ臭）だって解消可能。これで、新たな入居者からのエアコンへのクレームはありませんね。

▼厨房用アルカリ洗剤で浸け置き中

クロスフローファンは汚れが目立っていましたので、追加で厨房用アルカリ洗剤を噴霧。ご覧のように浸け置き洗浄しました。この浸け置き洗浄をすることで、ファン奥や裏、繋ぎ目にこびりついている頑固な汚れまでも除去可能となります。

▼洗浄後のお掃除ユニット

このエアコンは、お掃除ユニットの洗浄も簡単です。ユニットには基盤がついていないので、これ以上分解する必要はありません。モーター部さえ注意しておけば、このままの状態でも丸洗い洗浄できるのです。このお掃除ユニットは、女性スタッフがお風呂場で他のパーツと一緒に洗浄しました。

▼洗浄後の汚水

こちらが本日の汚水です。そこそこ汚れていましたかね。ただこの汚れの大半は見える箇所のもの。室内のバケツに残る汚水の大半は、吹き出し口の汚れなのです。エアコン上部である「熱交換器」「ドレンパン」の汚れは、ドレンホースを通って室外に排水。この2倍位の量の汚水が室外に排水されているのですよ。

本日の作業時間は90分位。スタンダードエアコンと作業時間は一緒ですね。しかし、同じお掃除機能付きエアコンでも、3時間以上も時間がかかることもあります。今日はラッキーな1日でした。