
文京区本駒込で
エアコンを徹底洗浄!
今回のエアコンは、ダイキンルームエアコン1台です。
ダイキンの古いエアコンを洗浄してきました
(訪問日:2020年5月10日)
本日は、文京区本駒込でエアコンクリーニングをしてきました。女性の一人暮らしのお部屋には、ダイキンの古いエアコンが設置されていました。外観からもエアコンの汚れ具合が予想できます。長年の蓄積汚れを徹底洗浄していきましょう。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|ダイキンルームエアコン|F22HTNS-W|2007年製
訪問日前日に、駐車スペース確認のmailをいただきました。丁寧なご説明をいただけると、解りやすくて助かります。駐車場に着くと、タイミングよくマンション下まで降りてこられました。本当に感謝です。
駐車場に車を停めたら、台車に道具を乗せでマンションに移動。エレベーターに乗って、お客様宅に訪問です。それではエアコンをチェックしてみましょう。
2007年製のエアコン
▼ダイキンの古いスタンダードエアコン|F22HTNS-W

少し古めなマンションの一室には、このようなエアコンが設置されていました。エアコンの配管が下に伸びていますよね。この設置条件では、エアコンクリーニング中の洗浄水は下にダダ漏れ・・・。念のため化粧カバーは分解しておきましょう。
▼エアコンカバーなどのパーツ分解後

前面パネル・エアコンカバー・フィルター・ルーバーを分解したら、ご覧の通り。熱交換器も薄らと汚れていますよね。これは蓄積された汚れなので、アルミフィンにも臭いが染み込んでいることでしょう。徹底洗浄のために、アルミフィン天面の繋ぎ目に設置されているプラスチックパーツやリモコン受光部基盤も分解済みです。
▼洗浄前の吹き出し口

どうですか、この吹き出し口。満遍なく汚れていますよね。クロスフローファンからは、何か飛んできそうな感じでした。エアコンからは悪臭も漂っています。ただお部屋が汚れているわけではありません。お風呂場などもキレイにされていました。お部屋の湿度が高いのか? 換気が悪いのか? 前の居住者からのお土産汚れなのか? とりあえず洗浄洗浄しましょう。
▼カビ取り洗剤で浸け置き中

まずは、カビ取り洗剤からです。エアコン上部の背面パネル・ドレンパンにカビ取り剤をたっぷりと噴霧したら、エアコン下部の「ファン裏」「ドレンパン裏」にも、カビ取り洗剤を噴霧・浸け置きします。塩素の力でしっかりと殺菌洗浄。汚れがぐいぐい浮いてきます。
▼厨房用アルカリ洗剤で浸け置き中

次はメイン洗剤の噴霧。本日は迷わず「ゴールドZ(強化版)」を選択。トータルで3ℓ近く使用しました。「背面パネル」「熱交換器背面・天面・前面」「ドレンパン」「ファン裏」「ドレンパン裏」「クロスフローファン」の順で、何度もメイン洗剤を重ね噴き。洗剤噴霧の段階で、ある程度の汚れは落としておきます。
今回は汚れがキツかったので、クロスフローファンはこの段階で一度すすぎ作業をしています。そして今度は「厨房用アルカリ洗剤」で浸け置き洗浄。まだ汚れが浮き出してくるようです。
▼洗浄後の吹き出し口

洗浄力の強い洗剤をたっぷりと、何度も・何種類も使用することで、クロスフローファンもこんなにキレイになりました。当店ならファンを分解しなくても、こんなにキレイに洗浄可能。しかも殺菌洗浄済みです。
▼洗浄後のエアコン全景

熱交換器のアルミフィンは、名前の通りアルミ製。アルミはアルカリには弱いため、厨房用アルカリ洗剤などは使用することはできません。それこそ一瞬で、アルミフィンは真っ白になってしまいます。しかし「エコ洗剤」などでは、長年の蓄積汚れや蓄積臭には歯が立ちません。
当店では「エアコンクリーニング」で使用できる「アルミを白化させることのない」それでも「洗浄力の強い洗剤」を活用しています。時間をかけて、丁寧に隅々までにメイン洗剤を噴霧。細部までに洗剤成分を浸透・作用させたら、大量の洗浄剤(お湯)を使用して、バシャバシャと丸洗い洗浄。するとあら不思議、エアコンの蓄積汚れや蓄積臭もスッキリと解消できるのです。エアコンクリーニングに大切なのは「適切な洗剤の選択」。頑固なカビ汚れの洗浄には「次亜塩素酸ナトリウム」も欠かせません。
▼洗浄後の汚水

こちらが本日の汚水。これは室内のバケツに残ったもので、この2倍位の汚水が室外にも排水されています。上記の画像では分かりにくいかと思いますが、当初の想定通りエアコン下は洗浄水でビショビショに。今回はエアコンの配管に原因がありましたが、当店でエアコンを徹底洗浄すると高確率でエアコン背面からは洗浄水が漏れます。
エアコンの見える箇所だけを洗浄していれば起きない現象なのですが、エアコンの天面・背面などをバシャバシャと洗浄していると、エアコンの壁面からは洗浄水が漏れ・垂れることも・・・。そのままでは床が濡れてしまうので、当店ではこのようにマスカーテープを活用しています。これなら防水シートと壁の隙間を塞ぐことができますからね。洗浄水が漏れるから洗浄しないのではなく、洗浄水が漏れるから床が汚れるのを防ぐ。発想の違いですね。「完璧な養生をするので、壁が濡れることはない」こんなフレーズの業者もいますが、それって、見えるところしか洗浄していないと「告白」「宣言」しているのと一緒ですよ。当店にいわせれば「簡易清掃業者」と一緒です。
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