荒川区西日暮里で
エアコンを徹底洗浄!
今回のエアコンは、日立ルームエアコン4台です。
入居前のエアコンクリーニング
(訪問日:2020年3月18日)
本日は、荒川区西日暮里でエアコンクリーニングをしてきました。ご依頼はマンション管理の担当者からで、入居予定のお客様からエアコン内部が汚れているとのクレームがあったため、入居前のエアコン洗浄が必須とのこと。日程に空きがありましたので、ご希望の日時で対応することができました。駐車スペースは入り口のあるとのことです。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|日立ルームエアコン|RAS-LJ22Y・RAS-LJ28Y|2009年製
マンション到着後、ご指定の駐車スペースに車を停め、道具を台車にまとめてからお部屋へ移動。お部屋では入居前のお客様がご対応いただけるとのことでした。入室してエアコンをチェック。どうやら2009年製の古いエアコンが4台設置されているようです。入居前のためお部屋に荷物は殆どありません。作業効率は良さそうですね。奥の部屋から順番にエアコンクリーニングを始めましょう。
空室時のエアコン洗浄
本日のメイン洗剤は、「ゴールドZ(強化版)」に次亜塩素酸ナトリウムを追加配合。空室時のエアコン洗浄では、汚れの有無に関わらず常にMAX仕様のメイン洗剤を使用しています。新たな入居者様は、無臭・無菌のキレイなエアコンが嬉しいですよね。
▼日立の古いスタンダードエアコン
それではエアコンを分解していきましょう。前面パネル・フィルター・ルーバー・エアコンカバーの順で分解(右画像)。その後、リモコン受光部基盤やモーター・メイン基盤防水用のパーツなども分解。エアコン内部を徹底養生してから、エアコン洗浄用のカバーを取り付けます。それでは、内部洗浄を始めましょう。
カビ取り剤で浸け置き洗浄
そして最初の作業はカビ取り剤の噴霧。背面パネル・ドレンパン・ファン裏・ドレンパン裏は、カビ取り剤で浸け置き洗浄しています。目視できない・手の届かない箇所も、しっかりと殺菌洗浄。当店で洗浄したエアコンには、臭いの原因は残しません。
次はメイン洗浄の噴霧です。「背面パネル」「熱交換器背面・天面・前面」「ドレンパン」「ファン裏」「ドレンパン裏」「クロスフローファン」の順に、たっぷりのメイン洗剤をしっかりと時間をかけて隅々まで重ね噴き。しっかりと洗剤成分を浸透・作用させていきます。
▼エアコン洗浄例|RAS-LJ22Y
次は、高圧洗浄機を使用したすすぎ作業。エアコン内部を大量の洗浄水で、バシャバシャと丸洗い洗浄していきます。入居前のためガスが使えなかったので、本日はお湯ではなく水で洗浄することになりました。
メイン洗剤は1ℓ、洗浄水は20ℓ使用するのが基本セット。大量の洗浄水を使用・噴射して、洗剤の洗浄力で浮かした汚れと洗剤成分をしっかりと洗い流します。ご覧のようにキレイに洗浄できましたね。それでは次の部屋に移動しましょう。
和室に設置されているエアコンを運転させると、嫌な臭いが漂います。お部屋のクロスは張り替え済みでしたが、配管用の化粧カバーには落とし忘れのヤニ汚れが付着していました。前の居住者は、お部屋でタバコを吸っていたのでしょうね。
▼熱交換器の洗浄|洗剤成分発泡中
エアコンを分解しても、熱交換器にはそれほどのヤニ汚れは付着していませんでした。しかし、メイン洗剤を噴霧するとご覧の通り。汚れに反応した洗剤成分が泡立ってきましたね。やはりアルミフィンの奥の方が汚れていたのでしょう。これで臭いの原因も除去できますね。泡立ちがなくなるまで、メイン洗剤を重ね噴きしていきます。
次は、リビング設置のエアコンです。このお部屋だけ容量が大きいエアコンでした。お部屋のサイズに合わせているのですね。使用頻度も高いはずなので汚れていることでしょう。
厨房用アルカリ剤を追加噴霧
▼クロスフローファン洗浄中
当店では、汚れ具合によって洗浄方法を替えています。常に同じようなワンパターンのエアコンクリーニングなんてことはありません。ワンパターンの洗浄では、キレイになるエアコンとキレイにならないエアコンができてしまいますからね。
キッチン隣接リビング設置のエアコンのため、クロスフローファンには油汚れが目立ちました。このエアコンのクロスフローファンには、厨房用アルカリ剤を追加噴霧。現場で都度・都度、汚れ具合を確認し最適な洗剤を追加していきます。エアコンの汚れは高圧洗浄機で吹き飛ばすのではなく、洗剤の持つ洗浄力で落とすことが大切。過度な蓄積汚れには「エコ洗剤」などの洗浄力の弱い洗剤では歯がたちません。
▼リビング設置エアコンの洗浄|RAS-LJ28Y
リビング設置のエアコンもこんなにキレイになりました。熱交換器アルミフィンの詰まりも解消済みです。ただ運転時の悪臭は、見た目がキレイな和室の方がキツイものでした。見た目の汚れと悪臭も比例はしませんよね。これがエアコンクリーニングの怖いところ。パッと見がキレイになったエアコンでも、臭いの解消はされていないこともあります。
4台目のエアコンにも、熱交換器アルミフィンの発泡がありました。メイン洗剤噴霧時には洗剤成分が反応して、嫌な臭いもしていましたね。ただこのエアコンも、見た目だけならリビングのエアコンより汚れていません。
洗浄後の室内に残る汚水
上記の画像が本日の汚水達です。量や色はマチマチですが、使用したメイン洗剤・洗浄水の量はほぼ一緒。一番臭いのキツかった、和室に設置されていた2台目エアコンの汚水が一番少ないですね。そして、見た目の汚れが強かったリビング設置の3台目エアコンの汚水が一番多い。全て同機種・同タイプのエアコンのため、エアコンの構造による汚水量の違いではありません。エアコンの汚れ具合によって洗浄方法が違うことが要因なのです。
カビ臭などは、殆どが吹き出し口周辺の汚れが起因です。ただ暖房運転時の悪臭は、熱交換器アルミフィンに臭いの元があることも・・・。今回のヤニ臭などもそれにあたりますね。生活臭やヤニ臭は、アルミフィンに染み込んでしまうのです。
必然的にエアコン上部の洗浄が多くなり、結果的に室内に残る汚水量は少なくなるのです。20ℓの洗浄水のうち、16ℓ位は室外に排水されてるのですよ。このように、当店ではエアコンの汚れ具合によって「使用する洗剤」「洗浄方法」をかえています。だからこそ、どんなに汚れたエアコンでも、悪臭を放つエアコンでも、スッキリと解消可能。どんなエアコンでもお任せください。
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