新宿区新宿で
エアコンを徹底洗浄!
今回のエアコンは、ダイキンルームエアコン1台です。
エアコンも禁煙させてあげましょう
(訪問日:2020年3月10日)
本日は、新宿区新宿でエアコンクリーニングをしてきました。男性スタッフ一人対応日の日時を指定されましたが、女性スタッフの用事がなくなったので急遽二人で訪問。マンションには駐車スペースがないので、最寄りのコインパーキングを利用しました。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|ダイキンルームエアコン|AN22PEBKS-W|2013年製
本日のお客様は男性の一人暮らし。お部屋を確認すると壁紙にはヤニが付着していました。お部屋の中でタバコを吸っているのでしょうね。これではエアコン内部にもヤニが付着しているはずです。お客様に確認をすると、1年前から禁煙中とのこと。了解しました。エアコン内部のヤニも徹底洗浄して、エアコンもスッキリと禁煙させてあげましょう。
ヤニの付着が目立つエアコン
▼ダイキンのストリーマ付きエアコン
こちらが本日のダイキンスタンダードエアコン。壁紙のヤニ色は確認できますでしょうか? 初めからクリーム色の壁紙ではありません。締め切ったお部屋でタバコを吸い続けると、お部屋はヤニ色で染まってしまうのです。そのお陰かエアコンは白く見えていますね。現場ではヤニの付着が目立つエアコンだったのですが・・・。
▼ストリーマユニットの分解
フロントパネル・エアコンカバー・フィルター・ルーバーを分解したらこんな感じ(左画像)。このエアコンはストリーマユニット付きです。当店では必ず分解をしてから内部洗浄をしていますが、このまま洗浄をする業者もいるのですよ。
ストリーマユニットはヤニで汚れていましたが、熱交換器のアルミフィンはそれほどでもありません。エアコン使用時は、あまりタバコは吸っていなかったのかもしれませんね。ただヤニ臭は、エアコン内部に染み込んでいるはず。本日のメイン洗剤は「ゴールドZ(強化版)」に次亜塩素酸ナトリウム配合のMAX使用で決定ですね。このメイン洗剤なら、アルミフィンに蓄積したヤニ臭だって除去可能です。
▼吹き出し口|洗浄前→カビ取り剤噴霧
撮影ポイントが悪かったのですが、クロスフローファンの汚れ(左画像)はこの程度ではありませんでした。本当はかなり目詰まりがキツイ状態。ご覧のように「ファン裏」「ドレンパン裏」「左右風向ルーバー」はカビ取り剤で浸け置き洗浄しました。エアコン上部の「背面パネル」「ドレンパン」も同様に浸け置き洗浄しておきます。
今回のクロスフローファンは詰まり気味だったので、この段階でファンのゴミを吹き飛ばす必要があります。ゴミが多層にも積み重なっていると、洗剤成分が行き届きませんからね。高圧洗浄機をセットして、ゴミが落ちてこなくなるまで洗浄水を噴射していきます。
▼吹き出し口の汚水|メイン洗剤噴霧前
上記の画像がその汚水。これはメイン洗剤を使用する前の「吹き出し口だけ」を洗浄した分の汚水です。真っ黒ですよね。そうなんです。洗剤を使用していなくても黒い汚水はでるのです。この程度の汚水量で終了という業者も多いのではないでしょうか。ただこれでは不完全です。目視ではキレイに見える吹き出し口やクロスフローファンには、まだまだ隠れた汚れが残ったまま。放置したままでは、エアコンはすぐに汚れてしまいます。
このバケツの汚水は2ℓ位。でも洗浄水の量は、バケツに残る汚水の1.5倍位は噴射しています。何故なのでしょうか? どこに消えたのでしょうか? 蒸発したのでしょうか? いいえ、どれも違います。吹き出し口に噴射している洗浄水は、ドレンパン内にも逆流し溜まってしまうのです。この段階でも、室外にも汚水は流れているのですよ。このようなエアコンの構造を理解できていない業者は、エアコンの臭い戻りをよく起こしていますね。エアコンを一回洗浄するだけでは、ドレンパン内やファン裏・熱交換器裏にはゴミが溜まり、洗浄前よりも汚れてしまうのです。
▼吹き出し口|厨房用アルカリ剤噴霧→洗浄後
「背面パネル」「熱交換器背面・天面・前面」「ドレンパン」「ファン裏」「ドレンパン裏」「クロスフローファン」の順に、何度もメイン洗剤を重ね噴き。3ターン繰り返しても、クロスフローファンからはまだ汚れが落ちてきます。しっかりと洗浄するために、厨房用アルカリ洗剤も追加噴霧(左画像)することにしました。ご覧のように、まだ汚れが落ちてきていますよね。あんなに真っ黒な汚水が出たのに、メイン洗剤を噴霧した後なのに、まだまだ汚れは残っていたのです。
これが当店の徹底洗浄。汚れが落ちてこなくなるまで、最適な洗剤を追加していきます。洗剤の持つ洗浄力で汚れを落としているので、しっかりと殺菌洗浄も可能。洗浄後のエアコンは無菌状態です。パフォーマストとしては、洗浄力の弱い「エコ洗剤」でも需要があるのかも知れませんが・・・ただ汚れは取りきれていません。耳あたりのよい「エコ洗浄」をされたエアコンを、当店が「徹底洗浄」すると・・・洗浄後の汚水は確実に汚れています。これが現実。「エコ洗剤」でエアコンが完璧にキレイになるなんてことは「都市伝説」でしかありません。
▼洗浄後のキレイなエアコン
熱交換器のアルミフィンも、本来の色を取り戻しました。たっぷりのメイン洗剤を隅々までに何度も、時間をかけて重ね噴き。メイン洗剤の洗浄力をしっかりと浸透・作用させたら、大量の洗浄水(お湯)を使用して、エアコン内部をバシャバシャと丸洗い洗浄しています。もう熱交換器のアルミフィンからは、ヤニ臭が漂ってくることはありませんね。
▼洗浄後の室内に残った汚水
室内のバケツには、10ℓ位の汚水が残りました。ただ汚水の量が多ければいいという訳ではありません。目的を持って汚れを落としているので、エアコンの汚れ具合や機種などにより、洗浄水の量は同じでも汚水の量は違ってくるのです。
▼ドレンホースから排水された汚水跡
室内からもベランダのドレンホース・室外機が見えたので撮影してみました。少し分かりづらいかもしれませんが、ドレンホースからは室内のバケツと同量(10ℓ)の汚水が排水されています。ドレンホースの位置によっては、このようにベランダが汚れてしまうことも・・・。ただ当店では、室外の汚水の処理は行っていませんので予めご了承ください。ドレンホース出口付近の濡らしたくないいものは、事前に移動しておくことをおすすめします。
▼洗浄後の乾燥作業
洗浄済みのストリーマユニット・リモコン受光部基盤をセットしたら、エアコンの乾燥作業をはじめます。クロスフローファンの詰まりも解消しましたので、エアコンからは強い風が吹くようになりましたね。嫌な臭いも一切ありません。本日も満足できるエアコンクリーニングをすることができました。
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