
江東区豊洲で
エアコンを徹底洗浄!
今回のエアコンは、ナショナルルームエアコン1台です。
ナショナル製の古いエアコンをクリーニング
(訪問日:2020年3月8日)
本日は、江東区豊洲でエアコンクリーニングをしてきました。予約時に日曜日の午後と日時を指定されております。実はこのマンション、何度か訪問したことがあるのですが、来客用の駐車場スペースの提供は不可とのこと。以前は大丈夫だったのですが・・・訪問時に、防災センターで直接確認してみましょう。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|ナショナルルームエアコン|CS-507TB2-W|2007年製
お約束の時間前にマンションに到着。会社の近所なので移動時間は約5分です。台車に道具を乗せている間に、女性スタッフが防災センターで受付。どうやら本当に駐車スペースの貸し出しは禁止となったそうです。予約時の確認通り、前のコインパーキングに車を停めることにしました。
小さなお子様がお食事中なので・・・
▼ナショナルの古いエアコン

お部屋にお伺いすると、小さなお子様はお食事中。ちょうど昼時ですからね。リビング設置エアコンのため、洗浄中は洗剤臭がお部屋内に漂ってしまうでしょう。エアコンを確認するとナショナルの古いエアコンでした。この機種はドレンパンの分解が簡単なタイプ。カビ取り剤の使用量を少なくするために、今回はドレンパンを分解することにしましょう。
お客様のお話では、引っ越してから1年位。夏場の冷房使用時にエアコンから臭いがしたとのことです。外観はそれほど汚れていませんので、空室時のエアコンクリーニングはしているのかも知れません。ただエアコンの洗浄方法は業者によってマチマチ。簡易清掃業者であれば、エアコンの蓄積汚れや臭いなど取れませんからね。エアコンを分解して、業者の掃除内容をチェックしてみましょう。
▼熱交換器側面|洗浄前・後

上記の画像は熱交換器側面のプラスチック部。1年前に洗浄しているはずなのに、しっかりとカビが付着していますよね。ここが汚れているということは、背面パネルや熱交換器背面・天面は洗浄されていない・手付かずということ。やはり簡易清掃業者の仕事でしたね。古いエアコンの蓄積汚れや臭いの除去には、広範囲の隅々までエアコンを洗浄することが大切です。
ただ、エアコン上部の洗浄には故障のリスクもつきもの。スキルの低い業者であれば、徹底洗浄なんてできませんよね。また、空室時のエアコンクリーニングは密室空間。誰にも見られることのない洗浄作業ですので、見えるところしか洗浄しない業者も多いのです。
▼吹き出し口|洗浄前・後

上記の画像は吹き出し口です。熱交換器の側面にはカビが付着していたのに、吹き出し口はそれほど汚れていません。クロスフローファンには汚れが付着してますが、使用頻度が高いリビングで1年使用していれば、これは許容範囲の汚れです。やはり見えるところは掃除していたということですね。
ただ、業者の洗浄方法は判りません。クロスフローファンの汚れなら、洗剤なしでも高圧洗浄機のみで取れてしまいます。ただそれは見える部分のみで、ファンの軸や羽の一片一片、裏の方の汚れは残ったまま。吹き飛ばしているだけなので、汚れが根元から除去されているわけでもありません。細菌やウイルスはそのまま吹き出し口に残ったままなのです。
しかし心配はご無用。当店なら最適な洗剤を使用して、エアコン内部を殺菌洗浄しています。洗浄後のエアコン内部に細菌やウイルスが残ることはありません。吹き出し口の洗浄には、カビ取り剤・メイン洗剤「ゴールドZ(強化版)+次亜塩素酸ナトリウム」・厨房用アルカリ洗剤を使用しました。
▼エアコン全景|洗浄後

洗浄後のエアコンです。背面パネルの洗浄にはカビ取り剤も使用しています。その後は「背面パネル」「熱交換器背面・天面・前面」に、たっぷりのメイン洗剤を何度も重ね噴き。熱交換器のアルミフィンの汚れが浮きだしてくるまで、広範囲の隅々に丁寧に噴霧していきます。洗剤成分がしっかりと浸透・作用してきたら、大量の洗浄水(お湯)を使用してエアコン内部をバシャバシャと丸洗い洗浄。こんなにキレイなエアコンに生まれ変わりました。
▼洗浄後の汚水

これが、引っ越してから1年分のエアコン汚れ。ドレンパンを分解していますので、ドレンホースに直接流した洗剤・洗浄水以外のものは全てバケツ内に納まっています。空室時の業者が残していった、エアコン細部の汚れも徹底洗浄済み。これでこのエアコンから臭いがすることはありませんね。エアコン内部は殺菌洗浄されていますので、安心してご使用ください。
▼パーツ類|洗浄前・後

分解したパーツ類は、女性スタッフがお風呂場をお借りして洗浄しています。ドレンパン以外のパーツはそれほど汚れてはいませんでした(細かいパーツの細部や見えない裏側には、蓄積汚れが残っていましたが・・・)。当店のエアコンクリーニングは二人作業。エアコンの内部洗浄をしている間に、同時作業でパーツ洗浄もされています。だからこそ、想定作業時間内でもお互いの洗浄を怠ることなく「徹底洗浄」ができるのです。
▼洗浄後の乾燥作業

あれだけ洗剤を噴霧して、あんなに広範囲に大量の洗浄水を使用していても、エアコンが故障することはありません。それは、しっかりと分解・エアコン内部の養生をしているから。エアコンクリーニングを依頼する際は、エアコンを広範囲に洗浄できる業者を選択しましょうね。
そうそう、ドレンパンを分解したので「カビ取り剤」の使用量を80%位は抑えることはできました。少しは塩素臭も軽減できたでしょうか?。ただ当店のエアコンクリーニングに塩素臭は付き物。エアコンを殺菌洗浄するためには「次亜塩素酸ナトリウム」は欠かせません。予めご了承ください。
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