
練馬区光が丘で
エアコンを徹底洗浄!
今回のエアコンは、日立ルームエアコン1台です。
コーシャハイムでエアコンクリーニング
(訪問日:2020年2月3日)
本日は、練馬区光が丘でエアコンクリーニングをしてきました。mailにて予約をいただいたお客様は、徹底洗浄を希望されています。お住いは、光が丘のコーシャハイム。いわゆるJKK東京【東京都住宅供給公社】の公営住宅ですね。月・水・日は駐車可能ということでしたので、マンション下でお客様に電話をし、駐車スペースに誘導いただきました。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|日立ルームエアコン|RAS-R28A(W)|2012年製
台車の荷台にエアコンクリーニングの道具を積み込み、脚立を持ってからお客様宅に訪問。玄関前で道具を降ろしたら、台車を畳んでからお部屋に道具を運び入れます。最初にエアコン下に防水シートを敷いてから、エアコンをチェック。本日のエアコンは一番奥の部屋に設置されていました。
エアコン洗浄スプレー使用済み
お客様の話では、お兄様がエアコン洗浄スプレーを使用したことがあるそうです。エアコンに電源を入れて動作確認をしてみるとルーバーが動いていません。掃除をした時に、ルーバーの軸を破損させてしまったのでしょう。欠損部分が見当たらなかったので、補修はできないかも知れませんね。
▼日立スタンダードエアコン

このエアコンは、日立のスタンダードタイプ。比較的分解も簡単なエアコンです。お客様のご希望は、エアコンの徹底洗浄。閑散期のため時間にも余裕がありますので、じっくりと洗浄していきましょう。
エアコン内部の徹底洗浄
▼徹底分解したエアコン

ということで、エアコンカバーなどのパーツを分解したら、ドレンパンも分解することにしました。時間に余裕のあるこの時期は、繁忙期と比較すると分解率も高くなりますね。色々とチャレンジもしたくなります。
エアコン洗浄スプレーを使用しているため汚れているから・・・という理由もありますが、吹き出し口は4段階で洗浄しました。
▼吹き出し口|洗浄手順

①ファン裏にカビ取り剤を噴霧
目視できないファン裏には、カビ取り剤をたっぷりと噴霧・浸け置き洗浄しています。左右風向ルーバーも一緒に洗浄可能。背面パネルにも同時に噴霧しています。
②メイン洗剤の重ね噴き
クロスフローファンを回しながら、メイン洗剤を何度も重ね噴きして、洗剤成分を浸透させていきます。ファン裏、左右風向ルーバーにもメイン洗剤を重ね噴き。背面パネル・熱交換器にもメイン洗剤を重ね噴きしています
③高圧洗浄機ですすぎ後(1回目)
高圧洗浄機を使用して、たっぷりのお湯ですすぎ作業をしました。エアコン上部から順番に作業していますので、背面パネル・熱交換器も先に洗浄されています。
④厨房用アルカリ洗剤で浸け置き洗浄
すすぎ作業での汚れ落ちが止まらなかったので、クロスフローファンには追加で厨房用アルカリ洗剤を噴霧。ご覧のように繭玉のようにして浸け置き洗浄しています。
▼吹き出し口|洗浄例

吹き出し口の洗浄だけでも、数種類の洗浄剤を使用しています。③はカビ取り剤で、④は厨房用アルカリ洗剤。一度すすぎ作業をしているので、この段階でも熱交換器のアルミフィンはキレイなアルミ色になっていますね。メイン洗剤は「ゴールド(強化版)」に次亜塩素酸ナトリウムを追加配合。このように適材適所で使用する洗剤を使い分けているのです。
▼汚水の推移

ドレンパンを分解しているので、エアコン内部に噴霧した洗剤や噴射した洗浄水(お湯)は、ドレンホースに直接流した以外は全て室内のバケツに残ります。②はメイン洗剤を重ね噴きした後。この段階でも1ℓ近くの汚水が溜まっています。トータルの汚水量がこれだけ・・・なんて業者もいるんですよ。④は申し訳ありません。画像内の数字表記が間違っていますね。本来は③の高圧洗浄機ですすいた後(1回目)の汚水です。これで8ℓ位でしょうか。バケツ内は真っ黒ですよね。
▼吹き出し口|洗浄前・後

ご覧のように4段階に分けて徹底洗浄することで、目視できない隅々までもスッキリと殺菌されました。一般的な業者なら、③の高圧洗浄機ですすいだ後(1回目)で、作業を終えているでしょうね。それでも見た目は変わりません。黒いクロスフローファンは、汚れ残りも隠してくれますからね。しかし、当店ならクロスフローファン完全分解と同程度の洗浄が可能。羽の一片一片、裏の裏、ファンの軸だって洗浄できていますよ。
▼洗浄後のキレイなエアコン

エアコン内部のすすぎ作業は、汚れが落ちてこなくなるまで何度も洗浄水を噴射しています。1回目の洗浄ではすすぎきれなかった汚れや洗剤成分も、複数回のすすぎ作業ですっきりとなくなりました。
▼洗浄後の汚水

右側のバケツは③の1回目のすすぎと2回目のすすぎでのエアコン上部の汚れ。左側のバケツは、2回目のすすぎでの吹き出し口以降の汚れです。汚れが落ちてこなくなるまで洗浄を繰り返していますので、汚水はどんどんと透明色に。ドレンパンを分解した洗浄の場合は、必ずこのように2色の汚水がバケツに残ります。
パーツ類の徹底洗浄
▼パーツ類|洗浄前・後

男性スタッフが、分解したパーツの存在を忘れるほど集中して内部洗浄をしている間に、女性スタッフはお風呂場をお借りしてパーツ類の洗浄をしています。当店はペア訪問の二人作業ですので、内部の洗浄と同時進行でパーツ洗浄が可能。作業時間の短縮ができるので、各々の作業に手を抜く必要はありません。
▼ドレンパン洗浄中

ご覧のように、ドレンパンの洗浄にもカビ取り剤を噴霧・浸け置き。というよりも、カビ汚れにはカビ取り剤を使用しています。皆様も、お風呂場のカビ汚れにはカビ取り剤を使用していませんか? まさか中性洗剤やエコ洗剤を使用してはいませんよね? だってそれではカビ汚れは落ちません。お風呂場のカビが落ちないということは、エアコン内部のカビも落ちないということ。だから当店では、自信を持ってエアコンにもカビ取り剤を使用するのです。
▼ドレンパン|洗浄前・後

カビ取り剤の洗浄力で、じっくりと汚れを落としていますので、ご覧のようにキレイに洗浄できました。次亜塩素酸ナトリウムの殺菌力で、しっかりと洗浄されていますよ。
▼洗浄後の乾燥作業

しっかりとエアコン内部・パーツの洗浄ができたら、エアコンを組み立てて動作確認・乾燥作業をします。エアコンを強風で運転させて水滴を吹き飛ばし、一旦止めて拭き取り作業。この作業を吹き出し口から水滴が飛ばなくるまで繰り返します。乾燥作業が終わったら、エアコンカバーセットして最後の乾燥運転で本日の作業は終了。
ドレンパンの分解・写真撮影をしながらの作業でしたが、作業時間は90分で終えることができました。これも二人作業ならではのこと。ハードな汚れではありましたが、洗浄後のエアコンからは、爽やかな風が吹くようになりました。そうそう、動かなかったルーバーですが、手元にあった丸い金属パーツをつけることで動くようになりました。間に合わせではありますが、触らければルーバーはこのまま動き続けることでしょう。
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