
世田谷区桜丘で
エアコンを徹底洗浄!
今回のエアコンは、日立ルームエアコン1台です。
エアコンの下にはベッド
(訪問日:2020年2月2日)
本日は、世田谷区桜丘でエアコンクリーニングをしてきました。女性の一人暮らしのため、男女ペアでの訪問を希望されています。マンションには駐車スペースがないため、最寄りのコインパーキングに車を停めてからお客様宅に訪問しました。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|日立ルームエアコン|RAS-AJ22Z|2010年製
エアコンクリーニングの荷物を玄関前に置いてから、お部屋のインターフォンを鳴らします。ご挨拶をしてから、スリッパに履き替えて部屋の中へ。エアコン下にはベッドが置いてありましたが、エアコンクリーニングのために移動されているようでした。しかし、シートをしっかりと広げて敷くほどのスペースはありません。
ベッドを立て掛けてスペース確保
お部屋の間取りは1Kです。ベッドをしっかりと移動させるスペースはありません。ベッド上での作業も検討しましたが、マット付きの軽量ベッドです。お客様にご了承をいただき、持ち上げてエアコンと反対側の壁に立て掛けることにしました。これでエアコンクリーニングのスペース確保は完璧ですね。
▼日立スタンダードエアコン

それではエアコンをチェックしてみましょう。お客様のお話では、市販のエアコン洗浄スプレーでの掃除も考えていたそうです。ただ、自分ですることにも不安があったため、当店に依頼されたとのこと。了解です。エアコン洗浄スプレーでは不可能な、エアコン内部の徹底洗浄をしておきますね。
よく見るこの日立のエアコンは2010年製。まだまだ現役で使用されているのですが、もうメーカーの保証期間が切れている古いエアコンになってしまったのですね。
▼分解・養生した洗浄前のエアコン

エアコンが故障しないように内部を徹底養生し、お部屋が汚れないように外側も養生します。熱交換器のアルミフィンは若干白化していますかね。お客様の使用期間は5年位で業者の洗浄は始めてとのこと。10年前のエアコンですから、お客様の入居前に洗浄はされているのでしょう。
※洗剤噴霧後の洗浄(すすぎ)が足りないと、熱交換器のアルミフィンは腐食のため白化することがあります。
▼吹き出し口|洗浄前

吹き出し口の汚れ具合はそれなりですかね。クロスフローファンも目詰まりしている訳ではありません。いつものように、ファン裏・ドレンパン裏にはカビ取り剤を噴霧して浸け置き洗浄をしています。見えない部分の洗浄も大切ですからね。
▼クロスフローファン|洗浄中

本日のメイン洗剤は「ホワイトクリーナー」に次亜塩素酸ナトリウムを追加配合しています。この配合は当店のスタンダード。「ファン裏」「ドレンパン裏」「クロスフローファン」にたっぷりと重ね噴きします。ただ、ファンの汚れは奥深いようですね。汚れ落ちが止まらないので厨房用アルカリ剤を追加噴霧し、ご覧のように繭玉状態で浸け置きしました。まだまだ汚れは浮き出てきますね。
▼吹き出し口|洗浄後

しっかりと汚れを落とせる洗剤を選択・使用しているので、こんなにキレイに洗浄できています。当店なら、クロスフローファンを分解しなくても、洗剤を噴霧・浸け置き・高圧洗浄機ですすぐだけで、羽の一片一片、裏の裏、奥の奥まで洗浄可能。ブラシで擦ったり、タオルで拭き取ったりの作業は必要ありません。
▼エアコン全景|洗浄後

エアコン上部も徹底洗浄しています。背面パネル・ドレンパンはカビ取り剤で浸け置き洗浄。その後、たっぷりのメイン洗剤を重ね噴きしています。ただ今回は汚れ具合の読み取りを誤りましたね。「ホワイトクリーナー」では、汚れ落ち・浮きが足りなかったので、追加で「リンダシルバープラスN」を噴霧しました。アルミ白化の改善には限界もありますが、ご覧のように熱交換器はアルミ色を取り戻していますよね。
▼洗浄後の汚水

作業前に想定していたよりも、エアコン内部は汚れていましたね。汚水もご覧の通り。しかし安心してください。使用している洗剤での汚れ落ちが悪い時は、率先して洗浄力の強い洗剤を追加使用しています。追加作業となるので、若干の作業時間はかかってしまいますが、汚れをエアコン内部に残すことはありません。どんなエアコンでも、どのような状況でも、古いエアコンだって徹底洗浄していきます。
エアコンクリーニングが終了したら現状回復。ベッドはエアコン下の元の位置にセットして、本日の作業は終了です。
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