
中央区八丁堀で
エアコンを徹底洗浄!
今回のエアコンは、ノーリツルームエアコン1台です。
ノーリツルームエアコン
(訪問日:2020年1月18日)
本日は、中央区八丁堀でエアコンクリーニングをしてきました。予約の際に、駐車料金がお客様負担になるとお話したところ、最寄りのコインパーキングは高いため再検討したいとのこと。しかし翌日ご連絡があり、本日の訪問となりました。エアコンクリーニング訪問の際は、駐車スペースの確保をお願いしています。駐車スペースがない場合は、駐車料金はお客様負担となりますので、予めご了承ください。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|ノーリツルームエアコン|AU-32SI・M(W)|2000年製
お客様宅のマンションに到着すると、目の前の道路にはパーキングメーターの白枠がありました。パーキングメーターの駐車時間は60分で、エアコンクリーニング1台の作業時間は約90分。作業の途中で車を入れ替える必要がありますが、超高層マンションや大規模マンションではないので、移動時間はそれほどかかならそうです。他のコインパーキングを探すのにも時間がかかるので、パーキングメーターを利用するとにしました。これなら駐車料金は600円で済みますね。
当店では、周囲のコインパーキング料金をチェックし、極力安価なコインパーキングを利用するよう努めております。ただ移動時間なども考慮する必要があるため、あまり遠い所には車を停めることはできません。エアコンの台数や機種などによっては、作業時間は90分以上かかります。60分毎に車の入れ替えが必要となる「パーキングメーター」を、常に利用することもありませんので、予めご了承ください。
マイナーなエアコンメーカー
本日のエアコンは、2000年のノーリツ製。2005年には、エアコンの製造・取扱中止となっているメーカーです。メンテナンスはしているとのことですが、20年前のエアコンでは無理でしょうね。お客様のお話では、もう一台あったエアコンは故障したため、新しいエアコンに交換されたとのことです。そんなタイミングですよね。動いているのが奇跡なくらいです。慎重にエアコンクリーニングしていきましょう。
▼ノーリツルームエアコン

こちらが、ノーリツ製のエアコンです。何となく見たことがありそうな雰囲気。サンヨーに似た感じですかね? ご覧のようにフィルターにはホコリが詰まっていました。ただこのエアコン、暖房運転させると暖かい風が強く吹いています。まだまだ現役なのですね。
▼カバーなどを分解したエアコン

エアコンカバーなどのパーツを分解しました。ドレンパンも分解しようと試みましたが、固定具のフックがプラスチックのため劣化が気になります。破損させてしまっては元も子もありませんので、分解はせずに基盤をバッチリ養生することにしました。故障のリスクを軽減させるのが一番大切な作業ですからね。
▼カビ取り剤で洗浄中

その結果、ご覧の通り大量のカビ取り剤を使用することに・・・。背面パネル・ドレンパン・ファン裏・ドレンパン裏は、浸け置き・殺菌洗浄。
当店は、古いエアコンであっても容赦しません。エアコン内部の隅々まで、広範囲に洗浄していきます。他の業者では躊躇してしまいそうな、エアコンだって大丈夫。内部を徹底養生してありますので、故障のリスクはありません。
白いクロスフローファン
このエアコンのクロスフローファンは白いタイプ。現場で最初にチェックした時は気づきませんでした。画像はフラッシュ撮影のため、白いものが汚れている雰囲気ですが、実際の見た目は黒いファンだと思える程です。
▼吹き出し口|洗浄前

メイン洗剤を重ね噴きしていると、だんだんと白さが確認できるようになりました。やはりサンヨーと似ていますよね。サンヨーのエアコンにもファンが白いタイプがあります。このファンは汚れ残りが目立つんですよね。しっかりと洗浄しましょう。
▼吹き出し口|洗浄中

メイン洗剤噴霧後に、厨房用アルカリ剤を追い噴霧しました。この状態で暫く浸け置き。これで汚れ残りはなくなるでしょう。ファンの繋ぎ目や羽裏の奥などの汚れは、メイン洗剤のみでは落ちないこともあります。
▼吹き出し口|洗浄後

どうですか? キレイな白いクロスフローファンの登場です。ご覧のようにファンの繋ぎ目・羽裏の奥にも汚れ残りはありませんよね。しっかりと適正な洗剤を使用していれば、クロスフローファンに黒点が残ることはないのです。ファンの汚れは、高圧洗浄機で吹き飛ばすのではなく、洗剤の洗浄力で落とすことが大切。洗浄力の弱い「エコ洗剤」などでは、どんなに頑張って高圧洗浄したとしても、汚れ残りはついたまま。白いファンは、ところどころに黒点がついた斑ら模様になってしまいます。
▼洗浄後のエアコン全景

熱交換器のアルミフィンも、元通りのアルミ色になりましたね。洗浄前は薄暗いグレーでした。長年の蓄積汚れを除去するの大変ですが、当店なら徹底洗浄可能。古いエアコンだって新しいエアコン同様に、バシャバシャと丸洗い洗浄できるのです。
▼洗浄後の汚水

こちらが今回の汚水です。バケツの表面で泡立っているのは界面活性剤。洗剤の洗浄力で汚れをグイグイ浮かせています。ファンが汚れていたので、バケツの汚水は多めですね。この2倍位の洗浄水が、エアコン上部「熱交換器」「ドレンパン」の汚れをのせて、室外にも排水されています。
今回は古いエアコンのため、洗浄水には水を使用しました。当店では、洗浄力・すすぎ力アップのため、高圧洗浄機での洗浄にはお湯を使用しています。ただ古いエアコンの場合は、基盤が湿気に弱いため動作不良を起こすことがあります。基盤部はしっかりと養生していますので、洗浄水が浸水することはありません。しかし、大量のお湯を使用しているため、蒸気や温度差によって基盤部に湿気が入ることがあります。この湿気を完全に防ぐことはできないため、代替として水を使用することに・・・。メイン洗剤の噴霧量程度なら問題はないので、洗剤の希釈にはお湯を使用しています。
▼洗浄後のキレイなエアコン

内部洗浄を終わったら、動作確認をして乾燥作業。無事に故障することなく作業を終えることができました。20年前のエアコンですが、内部の汚れはしっかりと殺菌洗浄されています。新品とまでは言いませんが、使用1年目位にはなっているのではないでしょうか。洗浄前よりも暖かい風が、より勢いよく吹くようになりました。
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