
文京区春日で
エアコンを徹底洗浄!
今回のエアコンは、パナソニックルームエアコン1台です。
女性専用シェアハウス
(訪問日:2020年1月13日)
本日は、文京区春日でエアコンクリーニングをしてきました。お客様は「女性専用シェアハウス」の管理会社さま。女性スタッフ同行の当店をリピートいただいております。建物の駐車場に車を停めてから、訪問しました。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|パナソニックルームエアコン|CS-252CF-W|2012年製
mailにてご予約いただき、訪問先の入居者名・部屋番号・連絡用の電話番号をお教えいただいております。建物に5分前に到着したら、入居様に電話連絡。駐車場のガレージを開けていただきました。事前連絡でエレベーターはないとのことです。それでは、4階のお部屋まで荷物を運びましょう。
前の居住者が使用していたエアコン
居住者さまに案内されてお部屋に伺います。備え付けのベッドマットを移動させたら、お部屋の養生。そのままエアコンの動作確認をしていると、何やら悪臭が漂ってきました。引っ越されてまだ数ヶ月なのに、この臭いです。前の居住者が汚したエアコンを使用するのは嫌とのこと。当然ですよね。お任せください。当店の徹底洗浄で、嫌な臭いは一掃させますね。
▼パナソニックスタンダードエアコン

エアコンの前面パネルを開けてチェックしてみると、それほど汚れている雰囲気はありません。簡単な簡易清掃はされているのでしょう。ただこの悪臭ですからね。しっかりと分解してから、エアコンの内部洗浄をしましょう。
▼カバーなどのパーツ分解後

カバーを外して確認すると、熱交換器のアルミフィンは粉を吹いている感じです。ただアルカリ焼けで腐食しているという程ではありません。これも蓄積汚れなのですかね。エアコンの悪臭除去が目的ですので、メイン洗剤は「ゴールドZ(強化版)」に次亜塩素酸ナトリウムを追加配合。ドレンパンの洗浄がしやすいように、ずらしてからエアコン内部・外側の養生をしました。
パーツなどの洗浄
分解した、エアコンカバー・フィルター・前面パネル・ルーバーなどのパーツは、女性スタッフがお風呂場をお借りして洗浄します。パーツを運ぼうとしていると、タイミング悪く他の部屋の居住者さまが浴室を使用していました。時間をずらしてからパーツ洗浄は行いましたが、このような「女性専用シェアハウス」の場合、男性スタッフのみの訪問では厳しいですね。浴室内に男性の業者がいるだけで、嫌な思いをされる方もいると思います。
男女ペア訪問の当店を指定して、エアコンクリーニングを依頼されるお客様は多くいらっしゃいます。ただ、当店はそれだけではありません。ペア訪問も当店の売りの一つではありますが、エアコン内部の徹底洗浄が一番の売りです。それでは、エアコン内部の徹底洗浄を行いましょう。
エアコン内部の洗浄
エアコン内部・外側の養生が完了したら、エアコン上部の背面パネル・ドレンパン・吹き出し口「ファン裏」「ドレンパン裏」にカビ取り剤を噴霧します。ドレンパン内も、ご覧のように浸け置き洗浄しました。直接目視して噴霧できるのは汚れの確認をできるメリットがありますが、それ以上に洗剤の使用量が削減できるというメリットがあります。当店で使用している洗剤の中では、希釈できない「カビ取り剤」が一番高価なものになりますからね。
▼ドレンパンの洗浄

ドレンパン全体にカビ取り剤を噴霧したら、元に戻してセットします。その後は、メイン洗剤を「エアコン上部」「エアコン下部」の隅々に、何度も重ね噴き洗浄。たっぷりの洗剤を使用しています。
▼吹き出し口|洗浄前・後

ベッドの上に設置されているエアコンのため、クロスフローファンにはホコリが詰まっているのかな・・・と想像していましたが、それほど汚れてはいません。キッチンなどの油汚れがつくことがないお部屋だから、ファンの詰まりは問題ないのでしょう。やはり臭いの原因は「熱交換器」ですね。お部屋には窓が一つしかありません。換気をするには窓とドアを開ける必要がありますが、それでは部屋が丸見えになってしまいますね。換気することは殆どないでしょう。そんな部屋のエアコンが、寝汗などの生活臭を吸い込むことで臭いが蓄積したのだと思います。
▼洗浄後のエアコン全景

画像では分かりづらいかもしれませんが、熱交換器の汚れは解消されました。粉を吹いていたアルミフィンもスッキリ。たっぷりとメイン洗剤を噴霧していますので、熱交換器に蓄積されていた「生活臭」もしっかりと除去できています。また、大量の洗浄水(お湯)を使用していますので、エアコン内部に洗剤成分が残ることはありません。洗浄後は、そのままエアコンは使用できますのでご安心ください。
▼洗浄後の汚水

上記の画像が今回の汚水です。室内のバケツに残る3倍位の洗浄水が、エアコン上部の浮いた汚れ・洗剤成分とともに、ドレンパン・ドレンホースを通って、室外にも大量に排水されています。エアコンの洗浄には、室外に大量の洗浄水を排水させることが大切。この作業ができるからこそ、悪臭や汚れを除去できる洗剤を使用することができるのです。
エアコンクリーニング中は、お部屋の換気のために窓を開けておりますが、作業終了後も室内には洗剤のニオイ「塩素臭」が残ってしまうことがあります・ニオイの原因である「洗剤成分」は、お部屋やエアコン内部には残ってはいません。一過性のものですので、ご安心ください。
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