練馬区中村で
エアコンを徹底洗浄!
今回のエアコンは、東芝ルームエアコン1台です。
東芝お掃除機付きエアコン
(訪問日:2019年12月14日)
本日は、練馬区中村でエアコンクリーニングをしてきました。マンションのリビングには東芝のお掃除機能付きエアコンが設置されています。予約の際に、最寄りのコインパーキングをお教えいただきましたので、ご指示いただいた場所に車を停めてから訪問いたしました。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|東芝ルームエアコン|RAS-365SDR(W)|2014年製
本日のエアコンは、東芝のお掃除機付きエアコンです。リビングに設置されていて、使用期間は約5年。エアコンクリーニングは初めてとのことでした。床が汚れないように、防水シートで養生してから道具の移動を始めましょう。
お掃除ユニットの分解難易度は高め
道具の移動をしながらも、エアコンをチラ見。なんだか初めましてのエアコンかも知れません。脚立を立ててから前面パネルを開けて見たらこの通り。東芝のエアコンにも、熱交換器前にメイン基盤がついているタイプもあるのですね。これは、お掃除ユニットの分解に時間がかかりそうです。
▼東芝お掃除機付きエアコン
お掃除ユニットにメイン基盤が付いているということは、メイン基盤自体を取り外す必要があるということ。メイン基盤を分解するには端子台のコネクタも外さないといけません。ここまでくると、エアコンクリーニングというよりは電気屋さんの工事作業ですよね。
▼カバーなどのパーツ分解後
カバーなどのパーツを分解したらこの通り。この後は全てのコネクタを取り外し、メイン基盤をお掃除ユニットから取り出します。経験やスキルが必要なため、このエアコンのお掃除ユニットは分解しない業者も多いのではないでしょうか。
▼取り外したお掃除ユニット
無事にお掃除ユニットを取り外すことはできました。ユニットに付いている青いパーツは、東芝エアコンの特徴の一つでもある「プラズマ空清ユニット」。内部に基盤があるため、このままの状態では洗浄ができません。もう一段階の分解をしてから、他のパーツと一緒に女性スタッフが洗浄しています。お掃除ユニットをよくご覧ください。伸びている金属部分が、トゲトゲの鋭利な形状をしていますよね。私毎ではありますが、分解作業中に指を切ってしまうことがよくあります。これは注意が必要ですね。と言いながら、本日も負傷してしまいました。
▼熱交換器|洗浄前・後
お掃除ユニットを分解した後の剥き出しになったエアコンは、熱交換器も汚れていますよね。このメーカーの特徴の一つでもある「マジック洗浄熱交換器」なのですが、「熱交換器の汚れを洗い流して、屋外に排出!」「汚れをサッと洗い流せるのは表面を特殊コーティングしているから。落ちた汚れは屋外に排出します。」「汚れがつかないマジックな熱交換器」なんて謳い文句で宣伝されています。どないやねん!って感じですよね。汚れはこんなにも熱交換器に付着しています。
こんなに汚れた熱交換器を通った空気がお部屋に吹き出しているのですが、熱交換器前についている「プラズマ空清ユニット」で、ウイルス・カビ・細菌の除去が、本当にできているのでしょうか? 甚だ疑問でしかありません。
※油脂汚れが多かったので、メイン洗剤は「ゴールドZ(強化版)」に「次亜塩素酸ナトリウム」を追加配合しました。
▼吹き出し口|洗浄前・後
熱交換器と比較すれば、吹き出し口周辺はそれほど汚れていませんね。カビ取り剤は使用しましたが、「クロスフローファン」に厨房用アルカリ洗剤を使用しなくても、ご覧のようにキレイに洗浄できました。
▼洗浄後の汚水
こちらが本日のエアコンの汚水。エアコン上部の汚れがメインでしたので、バケツに残る汚水は少なめでした。この3倍以上の洗浄水が、エアコン上部の浮いた汚れと洗剤成分を乗せて、室外に排水されています。これで5年分の汚れも一掃されましたね。
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