港区高輪で
エアコンを徹底洗浄!
今回のエアコンは、ダイキンルームエアコン3台です。
エアコンの汚れやすい環境
(訪問日:2019年12月12日)
本日は、港区高輪でエアコンクリーニングをしてきました。ペットのワンちゃんをホテルに預けるので、午後7時までには作業を終えて欲しいのと要望があります。午後1時からの訪問ですが、エアコン3台の他にレンジフードクリーニングも依頼いただきました。管理人さんにお声掛けをして、マンションの来客用駐車スペース車を停めてから訪問です。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|ダイキンルームエアコン|F56MTEP-W/F22MTES-W|2011年製
本日のエアコンは、ダイキンのスタンダードエアコン3台です。レンジフードの分解と同時進行で作業していきましょう。まずは、キッチン隣接のリビングに設置してあるエアコンから洗浄を行います。
使用頻度の高いエアコン
ワンちゃんと同居しているため、リビングのエアコンは使用頻度が高いと思われます。また、レンジフードのシロッコファンも汚れていたので、しっかりと料理もされているのでしょうね。キッチン隣接のエアコンは、油汚れが付着するため汚れやすい傾向にあります。
フローリングの床には、滑り止め用のカーペットも敷いてありました。布製のソファーも置いてあります。部屋はキレイに掃除されていますが、元気なワンちゃんが動き回るため、ホコリも舞いやすいのでしょうね。
▼リビングのエアコン
「使用頻度が高い」「キッチン隣接」「ペットがいる」「カーペットがある」と、エアコンの汚れやすい条件が揃っていますので、前面パネルを開けたらご覧のような状態になっていました。フィルターの掃除はされているそうですが、吹き出し口のルーバーなどは見事に汚れていますね。カバーなども油でベトベトしていました。
▼カビ取り剤で浸け置き洗浄
カバーなどのパーツ・ストリーマユニットを分解したら、エアコン内部・外側を養生してから内部洗浄をします。背面パネル・ドレンパン・吹き出し口には、ご覧のように「カビ取り剤」を噴霧して浸け置き洗浄をしておきました。
▼厨房用アルカリ剤で浸け置き洗浄
吹き出し口周辺はかなり汚れていたため、メイン洗剤を噴霧・すすぎ作業をした後に、もう一度「厨房用アルカリ剤」で浸け置き洗浄もしています。クロスフローファンも繭玉のような状態で浸け置き。フェルト部もご覧のように浸け置きして、徹底洗浄を行いました。
▼吹き出し口|洗浄前・後
こんな酷い汚れ方をした吹き出し口も、こんなにキレイに洗浄できました。「カビ取り剤」→「メイン洗剤」→「洗浄水(お湯)」→「厨房用アルカリ剤」→「洗浄水(お湯)」と、繰り返し重ね噴きすることで、目視できない「ファン裏」「ドレンパン裏」「ファンの羽裏」「ファンの軸」までも、しっかりと洗浄することが可能です。当店なら、フェルト部のカビや油汚れだってキレイに洗浄可能。見えるところの汚れだって残しません。
※本日のメイン洗剤は「ゴールドZ(強化版)」に「次亜塩素酸ナトリウム」を追加配合したMAX仕様です。
▼洗浄後のエアコン全景
熱交換器のアルミフィンだってこんなにキレイに! 油汚れに強いメイン洗剤を使用していますので、フィン奥の目詰まりだってすっかり解消されています。メイン洗剤をたっぷりと時間をかけて、エアコン内部の隅々までに噴霧していますので、熱交換器に溜まりがちな油脂臭やペット臭だってシャットアウト。
▼洗浄後の汚水
洗剤成分が浸透・作用してきたら、大量のお湯でバシャバシャと丸洗い洗浄をします。このエアコンには、60ℓ位の洗浄水(お湯)を使用しました。当店では汚れが落ちてこなくなるまで、何度でも洗浄作業を繰り返し行います。洗浄タンクの容量は20ℓですが、随時女性スタッフが補充しながら作業をしているので、一度に大量の洗浄水を使用することが可能なのです。ご覧のバケツの汚水は、20ℓ強位ですかね。この3倍位の洗浄水が、エアコン上部の汚れと共に室外にも排水されています。当店はここまでの徹底したすすぎ作業をできるので、洗浄力の強い洗剤も使用可能なのです。
▼洗浄後の乾燥運転
しっかりと内部洗浄が完了したら、動作確認・乾燥作業をしてから、乾燥運転でエアコンクリーニングは終了となります。洗浄前とは一変した、生まれ変わった様相のエアコンからは、爽やかな風が吹くようになりました。
▼洗浄後の汚水|2台目・3台目
上記の画像は、他2台の汚水です。こちらの汚れは、試用期間並というところでしょうか。これでも20ℓの洗浄水(お湯)を使用しています。これでエアコン3台とも、キレイな状態になりました。春には新しい家族ができるとのことでしたので、これで赤ちゃんも安心ですね。
キッチン隣接エアコンの注意点
キッチン隣接のエアコンは、油汚れを吸い込みがちです。「えっ、料理をするときはレンジフードを回していますよ」なんて声をよく聞きますが、果たしてしっかりと回しているのでしょうか。レンジフードの音がうるさいので「弱」で回してはいませんか?
エアコンの構造は単純で、吸い込んだお部屋の空気をそのまま吐き出しています。エアコンが吐き出す力は、そのまま吸い込む力。レンジフードの「弱」よりも、強力に部屋の空気を吸い込んでしまうのです。料理中にエアコンを使用していると、その蒸気(油)は近くにあるエアコンが吸い込んでしまいますよ。料理中のレンジフードは、必ず「強」で回しましょうね。
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