練馬区東大泉で
エアコンを徹底洗浄!
今回のエアコンは、日立ルームエアコン2台です。
古い日立のスタンダードエアコン
(訪問日:2019年12月11日)
本日は、練馬区東大泉でエアコンクリーニングをしてきました。本日は、お子様の送り迎えがあるため午前9時15分頃〜午前中で作業を終えて欲しいのと要望があります。マンションには駐車スペースがないため、最寄りのコインパーキングに車を停めてから訪問いたしました。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|日立ルームエアコン|RAS-N22W/RAS-N28V|2006年製
駐車場の確保に時間がかかったため、午前9時30分頃の訪問となってしまいました。また、訪問するとお子様がいらっしゃいます。どうやら風邪で幼稚園はお休みされたとのこと。これで時間の制約はなくなりましたね。しっかりと丁寧にエアコンを掃除していきましょう。
故障させないための作業
エアコンを確認すると、日立の古いエアコンが設置されていました。このエアコンは、カバーの外からアース線が付いていることが多いのですが、外ではなく中を通っていますよね。おそらく過去に掃除をしたことがあるのでしょう。当店でも一度分解した後は、中を通すように気をつけています。ネジが錆びついてしまったら、カバーを分解することもできなくなりますからね。
▼古い日立のスタンダードエアコン
外観のパッと見では、それほど汚れていないですね。ただこのエアコン、一度でも徹底洗浄をしたことがあるとは思えません。それは何故なのか? このエアコンは基盤の位置に問題があるからです。不用意にバシャバシャと洗浄してしまえば、確実にエアコンは故障していまいます。
▼ドレンパンの分解
上記の画像が、ドレンパンと基盤の位置関係です。エアコン上部やドレンパンに大量の洗浄水を勢いよく噴射してしまうと、メイン基盤下部(リモコン受光部)の浸水を防ぐことはできません。このエアコンを徹底洗浄する方法は、基盤を分解するかドレンパンを分解するかの2パターン。当店では作業効率を考慮の上、ドレンパンを分解してから作業をしています。これでドレンパンから洗浄水が溢れることはありませんので、エアコン内部をバシャバシャと丸洗い洗浄できますね。
※一般的な業者の洗浄方法は、「基盤部近く(10センチ位)は洗浄しない」「高圧では洗浄しない」「ドレンパンは洗浄しない」「そもそもエアコン上部は洗浄しない」などの、簡易清掃となります。
▼カビ取り剤で浸け置き洗浄
当店では古いエアコンだって、徹底洗浄が可能です。背面パネル・ファン裏などの吹き出し口・ドレンホースには、カビ取り剤を噴霧して浸け置き洗浄。一切の妥協はせずにエアコンクリーニングをしています。
▼背面パネル|洗浄前・後
見落としがちな背面パネル・熱交換器背面・熱交換器天面だって、こんなにキレイになりました。徹底した分解作業や徹底したエアコン内部の養生ができるからこそ、ここまでの徹底洗浄が可能なのです。
※多くのエアコンクリーニング業者は、故障リスク回避のためエアコン上部の背面・天面の洗浄をしていません。洗浄するための道具も持ち合わせてはいないのでしょう。
▼吹き出し口|洗浄前・後
クロスフローファンもこんなにキレイに!カビ取り剤を使用していますので、吹き出し口周辺は殺菌洗浄されています。しっかりと洗浄ができていれば、後の加工は不要の長物。「抗菌コート」なんて、百害あって一利なしです。
▼ドレンパン|洗浄前・後
ドレンパンもキレイになりましたね。カバーなどのパーツ類と一緒に、女性スタッフがお風呂場をお借りて洗浄しています。エアコンの内部洗浄と並行作業ですので、作業時間の短縮も可能。ドレンパンの分解には、オプション料金も発生しません。
▼洗浄後のエアコン全景
しっかりと内部洗浄が完了したら、動作確認をしながら乾燥作業を行います。熱交換器もこんなにキレイになりましたね。基盤部の近くまでも洗浄されいます。しっかりと分解作業をしていますので、古いエアコンでも故障するリスクはありません。
それでは次のエアコンに移動しましょう。こちらも古い日立のスタンダードエアコンです。
▼リモコン受光部基盤の分解
上記の画像で、先ほどのエアコンとの違いが解りますでしょうか? こちらのエアコンは、ドレンパン横・メイン基盤下に「リモコン受光部基盤」が付いていますよね。分離した基盤のため分解することが可能です。この状態であれば、メイン基盤が浸水することはありませんね。しっかりと基盤部を養生すれば、先ほどのエアコン同様にバシャバシャと丸洗い洗浄することが可能です。
▼洗浄後の汚水
上記の画像は今回の汚水です。1台目の汚水が多いのはドレンパンを分解しているからで、汚れぐらいは2台とも大差ありませんでした。1台目のエアコンの汚れは、ドレンホースに流した以外は全てバケツに収まっています。丁度1台目の右側のバケツ位の洗浄水の量が、2台目のエアコンの室外には排水されているのでしょうね。当店では徹底したすすぎ作業をしていますので、洗浄後のエアコンには洗剤成分が残ることはありません。ご安心ください。
▼破損していたパーツ
2台目のエアコンは、ドレンパン中央部のパーツが欠損していました。これはエアコンカバーを分解しなければ起こりません。やはりこのエアコンは分解したことはあるのでしょうね。無理やりカバーを分解するとこのようなことになってしまいます。力任せはいけませんよね。コツが大切です。
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