港区南麻布で
エアコンを徹底洗浄!
今回のエアコンは、東芝ルームエアコン2台です。
東芝ルームエアコンの洗浄
(訪問日:2019年12月6日)
本日は、港区南麻布でエアコンクリーニングをしてきました。本来は1日の訪問予定だったのですが、移動中に車の接触事故を・・・急遽日付の変更をしていただいたため、本日の訪問です。ご迷惑をお掛けして申し訳ありません。マンション下の駐車スペースに車を停めてから、お客様宅に伺いました。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|東芝ルームエアコン|RAS-2214D(W)|2014年製
本日はトイレクリーニングも一緒に依頼を受けています。まずはエアコンクリーニングから行いましょう。お客様宅のリビング・寝室には、東芝のスタンダードエアコンが設置されていました。このメーカーのエアコンには、他のメーカーにはない「ある特徴」があります。
お客様に確認すると、エアコンクリーニングは初めてとのことでした。それでは、エアコンの分解を始めましょう。
東芝ルームエアコンの特徴
左の画像はエアコン下部で、右側はエアコン上部です。エアコンカバーを分解すると、東芝のエアコンには何故だか? 必ずこのようなテープがついたままとなっています。エアコン製造過程の保護用テープだとは思うのですが、製品となった出荷後の状態でもテープは剥がされていることありません。テープが着いたままで、エアコンが組み立てられているのです。年月が経てば、テープ端や隙間の中にはゴミが付着していることも・・・。
「こんなテープなんて剥がさないよ」という業者も多いかとは思いますが、当店では必ず剥がしてからエアコンクリーニングしています。
▼出荷時の青いテープ
何故テープを剥がすのか? 確かに面倒な作業ではあるのですが、当店ではメイン洗剤を、エアコン内部の広範囲・隅々に噴霧していきます。そして洗剤成分と浮いた汚れをすすぐために、大量のお湯を使用してエアコン内部をバシャバシャと丸洗い洗浄しています。
洗剤や洗浄水は、テープの隙間からも浸水してしまいますので、テープの隙間には汚水が溜まってしまうのです。テープの隙間に溜まってしまっ汚水は、そのままではキレイに拭き取ることはできません。放っておけば、そのテープ自体が汚れの原因となります。洗剤成分が作用して、テープは剥がれかけてしまうこともあります。そんな状態のテープの粘着部は、キレイに除去することはできません。エアコンを徹底洗浄するために、このテープは必ずを剥がしてから作業をするように心掛けています。
▼熱交換器|洗浄前・後
このエアコンは、リモコン受信基盤がドレンパン前にあるタイプ。エアコンの右側には、結露水防御用のプラスチックパーツもついています。当然ではありますが、当店では分解してから作業をしています。ご覧のように洗浄後の熱交換器は、スッキリとキレイになりましたね。アルミフィンの目詰まりも改善されています。
▼吹き出し口|洗浄前・後
吹き出し口周辺の洗浄には、カビ取り剤も使用しています。手の届かないファン裏やドレンパン裏にまで噴霧・浸け置き洗浄をしていますので、目視できない細部までも殺菌洗浄されていますよ。クロスフローファンも、ゆっくりと回しながら丁寧に洗浄しっていますので、ご覧のようにスッキリ洗浄できています。
▼エアコン外観|洗浄前・後
エアコンのカバーやフィルターなどのパーツ類は、エアコン内部の洗浄と同時進行で行っています。女性スタッフがお風呂場をお借りして丁寧に洗浄していすので、ご覧の通りこんなにキレイになりました。
当店では、二人体制でエアコンクリーニングを行っています。スタンダードタイプのエアコンクリーニングの作業時間は約90分。分担作業できるからこそ、各々の洗浄が丁寧にできるのです。
▼洗浄後の背面パネル・熱交換器背面
当店では、背面パネルや熱交換器背面も洗浄しています。背面パネルには、カビ取り剤を噴霧してじっくりと殺菌洗浄。そのまま下のドレンパン背面まで、カビ取り剤を浸透させていきます。その後メイン洗剤を「背面パネル」「熱交換器背面」にたっぷりと噴霧してから、大量の洗浄水で徹底洗浄すると、ご覧のようなエアコンの裏側もキレイに洗浄できるのです。
▼洗浄後の汚水
上記の画像が今回の汚水。バケツの中には4ℓ位の汚水しか残ってはいませんが、各々20ℓ位の洗浄水(お湯)を使用しています。この東芝のエアコンは、エアコン上部の洗浄水があまり落ちてこないタイプでした。この4倍位の洗浄水は、エアコン上部の洗剤成分と浮いた汚れとともに、室外に排水されています。たっぷりの洗浄剤と大量の洗浄水が、ドレンパン・ドレンホース内の汚れも一緒に洗い流してくれるのです。
この後にトイレクリーニングを行って、本日のクリーニング作業は終了いたしました。
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