江東区南砂で
エアコンを徹底洗浄!
今回のエアコンは、富士通ゼネラルルームエアコン1台です。
富士通ゼネラルお掃除機能付きエアコン
(訪問日:2019年11月30日)
本日は、江東区南砂でエアコンクリーニングをしてきました。6年間使用しているお掃除機能付きエアコンで、初めてのエアコンクリーニングとのことです。来客用の駐車スペースに車を停めてから、お客様宅に伺いました。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|富士通ゼネラルルームエアコン|AS-Z63B2W|2012年製
キッチン隣接のリビングには、大きめの富士通ゼネラルお掃除機能付きエアコンが設置されていました。200Vの高スペックエアコンですので、吐出力・吸引力とも強力。エアコン内部には油汚れが吸着していることでしょうね。パッと見の外観からも、エアコン内部の汚れを想像することができます。本日のメイン洗剤は、強力アルミフィンクリーナー「ゴールドZ(強化版)」で決定ですね。
思わぬ黒い来訪者?
▼カバーなどパーツの分解
まずは、カバーなどのパーツを分解していきます。分解作業中は手袋を使用していないので、エアコンに油汚れが付着していると手がベトベトになりますね。
▼お掃除ユニットの分解
お掃除ユニットから延びているコネクタを基盤から抜き、エアコン本体との固定用ネジ数カ所を外したら、お掃除ユニットの分解は完了。ここまでの作業は比較的簡単な機種です。しかし、お掃除ユニットをチェックして見ると奥の方まで油汚れが付着していました。軽度な汚れであれば、ホコリ払い・濡れ・乾拭きをしてから、抗菌消臭スプレーで終えるのですが、このユニットの汚れ具合では無理ですね。お風呂場で、徹底的に洗うしかありません。
▼お掃除ユニットもバラバラに
このお掃除ユニットには細部にまで基盤がついているため、このままの状態で洗浄すれば確実に故障してしまいます。時間がかかることを覚悟しながら、お掃除ユニットは分解してから洗浄することにしました。ご覧のようにバラバラにしたら、他のパーツ類と同様にお風呂場で洗浄していきます。これで細部までキレイに、油汚れを除去できますね。
▼洗浄後のエアコンとお掃除ユニット
当店は二人作業のため、エアコン内部を徹底洗浄している間に女性スタッフが各パーツの洗浄をしています。エアコン内部洗浄と並行して行っているため、パーツ洗浄が増えることでも作業時間の超過は殆どありません。ただ、分解・組み立てには時間が掛かってしまいます。この作業だけでも30分以上の超過となってしまいました。
▼吹き出し口|洗浄前・後
吹き出し口周辺もキレイに洗浄できました。クロスフローファンの目詰まりも解消されましたね。
いつものように、背面パネル・ドレンパン・ファン奥・ドレンパン裏にカビ取り剤を噴霧・浸け置き。その後メイン洗剤を噴霧していると、なにやら黒い物体が・・・。
▼洗浄後の汚水
これが汚水です。黒い物体が浮いているはずですが、見つけられますか?。今回のエアコンクリーニングには、メイン洗剤を2ℓ・洗浄水(お湯)は40ℓ位使用しました。この3倍以上の汚水が、エアコン上部の「熱交換器」「ドレンパン」の汚れをのせて、ドレンホースを通って室外に排水されています。エアコン内部の油汚れをしっかりと落とすためには、最適な洗剤を選択し、適切な量を広範囲の隅々まで噴霧し、大量の洗浄水ですすぐことが必須。数リットルの洗浄水などでは、油汚れを落とすことはできません。「エコ洗剤」などは論外です。
▼洗浄後のキレイなエアコン
エアコンの外観も、ワントーン・ツートン明るくなりましたね。表面の汚れだけではなく、お掃除ユニットの細部・エアコンカバーの裏までも、丁寧に洗浄されています。また、エアコン内部も徹底洗浄されていますので、洗浄前の脂臭漂うエアコンからは、爽やかな風が吹くようにになりました。
エアコンからゴキブリ登場
当店では噴霧機を使用して、エアコン内部の隅々までに、メイン洗剤を噴霧しています。カビ取り剤での浸け置き洗浄後、エアコン上部の「背面パネル」→「熱交換器・背面」→「熱交換器・前面」→「ドレンパン」の順でメイン洗剤を噴霧し、エアコン下部の「ドレンパン裏」に噴霧していると、ドレンパンから黒い物体が飛び出してきました。そうです。ゴキブリです。この季節にもいるんですね。まだ羽が生え揃う前の子供ですので、このお家で孵化したのかも知れません。
ドレンパン内部にはカビ取り剤をたっぷりと噴霧しています。そして、その後の大量のメイン洗剤噴霧。逃げ場のなくなったゴキブリは、堪らずでてきてしまったのでしょうね。そこで私が、ゴキブリにメイン洗剤を噴射。エアコンカバー・ホースを通って、バケツに落ちたゴキブリは、洗剤の中で溺死したのでしょう。
▼溺死?したゴキブリ
年に数度は、このようにエアコンからゴキブリが出てくることがあります。ドレンパンから出てくることが多いですね。適度な湿度があり、ゴミなどの食料も豊富で薄暗い、ゴキブリにとってエアコン内部は絶好の隠れ家なのかも知れません。害虫対策のためにも、エアコン内部に汚れを溜めすぎないように注意しましょうね。
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