大田区下丸子で
エアコンを徹底洗浄!
今回のエアコンは、日立ルームエアコン1台です。
1年後の再訪問
(訪問日:2019年11月10日)
本日は、大田区下丸子でエアコンクリーニングをしてきました。昨年の同月にお伺いしたリピーター様です。マンションにはエレベーターがついていないため、頑張って4階まで荷物を移動してきました。建物に駐車スペースはないため、最寄りのコインパーキングに車を停めてから、お客様宅に訪問です。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|日立ルームエアコン|RAS-AJN36D|2014年製
リビングに設置されている日立エアコンは、昨年も当店で徹底洗浄をしています。メイン洗剤こそ「エコクリーナー」でしたが、「リンダ シルバーN プラス」も、追加使用しているのでしょう。お客様のお話では、昨年のエアコンクリーニングでは、エアコンから真っ黒な汚水が沢山でてきたのに驚いてしまい、1年たったのでもう一度エアコンクリーニングをしたい方がいいと考えたそうです。それではエアコンをチェックしてみましょう。
▼一段階分解したエアコン
前面パネル・フィルター・カバー・ルーバーなどを分解したエアコンです。この後、右側にある結露水防護用のプラスチックの白いパーツや、リモコン受光部基盤を分解してからエアコンの内部洗浄をします。昨年当店にてエアコンクリーニングをしていますので、エアコン上部はあまり汚れていないようですね。熱交換器のアルミフィンにホコリがチラチラついているくらいです。ドレンパン内部の汚れも軽度だったため、今回はドレンパンの分解はせずに内部洗浄をすることにしました。
徹底養生したエアコン
▼養生後のエアコン
しっかりとエアコンの分解が完了したら、丁寧にエアコン内部・外側の養生をします。内部の養生は、エアコンクリーニング中にエアコンが故障しないために、外側の養生はエアコンクリーニング中にお部屋が汚れないため。両方とも大切な準備作業ではありますが、エアコンを徹底洗浄するためには内部の養生が一番大切なエアコンクリーニングの肝です。どんなにバシャバシャと洗浄水を高圧で噴射しても、どれだけ広範囲の隅々まで洗浄したとしても、エアコンの心臓部であるメイン基盤などが浸水しないように、ありとあらゆる浸水を想定して徹底的に養生作業をしています。
徹底洗浄を行いましょう
▼吹き出し口|洗浄前
当店でエアコンクリーニングをした1年後ですから、吹き出し口周辺もそれほどは汚れていませんね。しかし、クロスフローファンの羽の裏には汚れが付着していました。キッチン隣接のリビングに設置しているエアコンは、油汚れがつきやすいのでしょう。ただ羽の表側は汚れが確認できません。ご覧のようにファンの汚れは、裏の羽から巻き込むようにだんだんと汚れていきます。
▼洗浄後のエアコン
今回のメイン洗剤は「ホワイトクリーナー」に次亜塩素酸ナトリウムを追加配合という基本パターンです。ある程度までの汚れであれば、この基本配合でバッチリ。それほど汚れていなかったエアコン上部も、洗浄後はワントーン明るくなったように感じますね。次亜塩素酸ナトリウムの力で、エアコン内部も殺菌洗浄もできていますよ。
▼吹き出し口|洗浄後
クロスフローファンの羽の裏もキレイに洗浄できましたね。ファン裏・ドレンパン裏の吹き出し口には、カビ取り剤を噴霧・浸け置き洗浄しています。その後、メイン洗剤をたっぷりと吹き出し口周辺に噴霧しました。クロスフローファンにもメイン洗剤をたっぷりと噴霧。ゆっくりと回しながら全ての羽に行き届くように、メイン洗剤を重ね噴きしています。洗剤成分が浸透・作用してきたら、高圧洗浄機でたっぷりのお湯を噴射。浮いた汚れと洗剤成分がエアコン内部に残らないように、しっかりとすすぎ作業していきます。
1年後のエアコンの汚れ
▼洗浄後の汚水
クロスフローファンのホコリ付着は少なかったので、バケツ内の浮遊物はそれほどありません。ただ油汚れはありましたので、ご覧のような色の汚水がバケツに溜まりました。室内のバケツに残る汚水の大半は、エアコン下部の汚れです。エアコン上部の汚れは、この3倍位の洗浄水とともに室外に排水されました。エアコン上部も軽度な汚れでしたので、室外の汚水もそれほど汚れていないでしょう。
お客様も、昨年の汚水と比較してキレイなので安心されたようです。この程度の汚れてあれば、次回のエアコンクリーニングは2年後でも十分。フィルターも汚れてはいませんでしたので、日々のメンテナンスにも気配りされているのでしょうね。
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