大田区南雪谷で
エアコンをエコ洗浄!
今回のエアコンは、ダイキンルームエアコン2台です。
エコ洗剤でエアコンクリーニング
(訪問日:2019年11月3日)
本日は、大田区南雪谷でエアコンクリーニングをしてきました。丁度1年前にお伺いしたリピーター様です。mailでのご予約で、エコ洗浄を希望されました。マンションの敷地内には、来客用の駐車スペースがないため、近隣のコインパーキングに車を停めてからお客様宅に訪問です。
エアコンクリーニング(エコ洗浄)|ダイキンルームエアコン|C40HTV-W|2011年製
本日のエアコンは、ダイキンのマルチエアコン2台です。エコ洗剤を希望されましたので、今回は徹底洗浄ではなく「エコ洗浄」。「ホワイトクリーナー」や「カビ取り剤」、「厨房用アルカリ洗剤」などの洗浄力の強い洗剤は封印です。久しぶりのエコ洗剤単体使用のため、ある意味では楽しみですね。
▼ダイキンのマルチエアコン
エアコンの動作確認後は、マルチタイプのエアコンのためブレーカーを落としてから分解作業を始めます。パネルを開けるとフィルターにはホコリがついていました。だだ1年前に洗浄をしていますので、それほど汚れてはいないと感じています。これならエコ洗浄でも大丈夫かも知れませんね。
熱交換器の汚れは?
▼熱交換器|洗浄前
エアコン上部の熱交換器などは、エアコン下部のクロスフローファンと比較すると、汚れにくい傾向にあります。リビング設置のエアコンでしたが、ホコリなどの汚れの付着もそれほどありませんでした。ある程度は、フィルター掃除をされていたのでしょうね。うん。これならエコ洗浄でもOKかな?
エコ洗浄であっても、洗剤がエコなだけで洗浄方法は同じです。メイン基盤下にあるリモコン受光部基盤は、分解してから内部洗浄をしました。しっかりと分解・養生することでエアコン上部をバシャバシャと、高圧の洗浄水(お湯)を噴射することが可能となります。
吹き出し口の汚れは?
▼吹き出し口|洗浄前
吹き出し口は、汚れが確認できますね。キッチン隣接のエアコンのため油脂汚れもあるのでしょう。またリビング設置のエアコンは、使用頻度も高いため汚れやすい傾向にあります。普段であれば迷わず「カビ取り剤」をたっぷりと細部にまで噴霧するところですが、グッと我慢。
吹き出し口の汚れは落ちるのか?
▼吹き出し口|エコ洗剤噴霧後
今回のメイン洗剤は「エコクリーナー」です。天然系の中性洗剤ではなく、洗浄力の強いアルカリ系のエコ洗剤を選択しました。上記の画像は、洗剤噴霧後の吹き出し口です。いつものカビ取り剤なら、この段階で汚れはなくなっていますが、エコ洗浄ではこの程度は汚れが残ってしまいますね。少し時間を置いて、洗剤成分をしっかりと作用させましょう。
▼吹き出し口|すすぎ後
10分位浸け置きをしたら、高圧洗浄機ですすぎ作業をしていきます。しっかりとすすぎ作業はしましたが、若干の汚れは残っていますね。あの程度の汚れでも「エコ洗剤の力+高圧洗浄」だけでは、汚れを落としきることはできませんでした。
▼吹き出し口|洗浄後
クロスフローファンには、目視でみる限り汚れは残っていませんでした。ただ、ファンは黒いですからね。三菱重工ビーバーエアコンのように、青いスケルトンファンならアウトかもしれません。この後は、吹き出し口の落としきれなかった汚れをタオルで拭き取りました。少し微妙な複雑な気分です。
洗浄後の汚水を確認
▼洗浄後の汚水
1年前に当店がしっかりと洗浄をしていますので、汚水はそれほど汚れてはいませんでした。ただ、次亜塩素酸ナトリウムを使用していませんので、普段の汚水と比較すると漂白はされていません。また、汚れていないのではなく、汚れが取れていないのできれいだった可能性もあります。
エコ洗浄後の考察
今回は本当に久しぶりのエコ洗浄です。エコ洗剤単体で洗浄をしたのは3年振り位でしょうか。汚れ落ちや臭い落ちを追求し、使用する洗剤を替えてきた理由が再確認できました。昨年の洗浄は、「エコクリーナー」に「次亜塩素酸ナトリウム」を追加していると記憶しています。汚れが落ちない場面では「リンダ シルバーN プラス」も追加で噴霧しているでしょう。また、背面パネル・ドレンパン・吹き出し口には、カビ取り剤を使用している筈です。その1年後の洗浄だからこそ、エコ洗浄でもなんとかなったような気がしています。
他業者が簡易清掃をした後だったり、初めてのエアコンクリーニングであれば、エコ洗浄では歯が立たない場面も多いことでしょう。
臭い戻り補償はできません
ここで一つお詫びを。当店では、エアコン内部洗浄後に「抗菌消臭剤」をスプレーすることをお約束しています。ただメイン洗剤を「ホワイトクリーナー」や「ゴールドZ」に変更してからは、「抗菌消臭剤」をスプレーすることはありませんでした。それは何故なのか・・・。そうなんです。しっかりと汚れや臭いを落とすことができているので、その必要がないのです。次亜塩素酸ナトリウムも追加配合しているため、殺菌処理もされています。
しかし、今回のエアコンにはたっぷりとスプレーしました。それは自信のない表れ。前述している通り、汚れを落としきることはできませんでした。目視できているところの汚れすら落とせなかったということは、目視できない奥の深い汚れは確実に落ちていないということ。その汚れや臭い菌を抑制させるために、「抗菌消臭剤」をスプレーしたのです。
これでは「徹底洗浄」とは言えませんよね。申し訳ありませんが「エコ洗浄」をご希望のお客様には「臭い戻り補償」はできません。予めご了承ください。
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