墨田区立花で
エアコンを徹底洗浄!
今回のエアコンは、パナソニックルームエアコン2台です。
東京都墨田区立花|エアコンクリーニング
(訪問日:2019年10月23日)
本日は、墨田区立花でエアコンクリーニングをしてきました。パナソニックのお掃除機付きとスタンダードタイプのエアコン2台に、逆流防止弁も追加でご予約です。業者用の駐車スペースに車を停めてから、お客様宅にお伺いしました。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|パナソニックルームエアコン|CS-283CXR-W|2014年製/CS-223CFR-W|2013年製
道具類を運び入れる前に、本日作業をするエアコン2台と、ドレンホース出口位置の確認です。エアコンの作業順をお客様と打ち合わせし、リビングのお掃除機能付きエアコンからクリーニングを行うことにしました。エアコン下の養生をして道具類を移動し、逆流防止弁の設置です。
▼逆流防止弁の設置
リビング設置エアコンのドレンホース出口は、室外機横のベランダにありました。エアコンクリーニング後では、濡れてしまい手間がかかるため、内部洗浄前に逆流防止弁の設置は行います。エアコン上部の汚れが詰まってしまいますので、エアコンクリーニング中はご覧のように分離したまま。この後もう一台のエアコンにも、逆流防止弁を設置しました。
▼パナソニックお掃除機能付きエアコン
それでは、リビング設置のエアコンを確認しましょう。エアコンクリーニング作業前には、必ず動作確認は行います。ただ時間がかかるため、フィルターに過度な汚れがついていない限り、お掃除ユニットの動作確認は行わないことが多いですね。ご覧のように、ルーバーにはカビ汚れが見えています。
さあ、分解を行いましょうか・・・。このエアコンは、分解難易度はMAXです。
▼メイン基板
熱交換器前面のお掃除ユニットには、メイン基板が鎮座しています。このユニットは、基板を全て取り外さないと分解するができません。そして端子台も外す必要があります。どうやら今日は当たりを引いてしまったようですね。分解には時間がかかりそうです。
▼エアコン分解後
上記の画像は、お掃除ユニット分解後の丸裸状態のエアコンです。分解には15〜20分位かかったでしょうか。当店では、どんなに難易度が高い機種だとしても、必ず分解してから内部洗浄を行います。仮に分解ができなかったとしたら、お客様に了承いただいてから簡易清掃に変更しますので、料金はお掃除機能付きエアコンの18,000円ではなく、簡易清掃の6,000円となります。(そのような事例は一回もありませんが・・・。)
分解後のエアコンを確認すると、普段は隠れているドレンパンの外側が不自然に汚れています。そういえば、カバーの裏側やユニットの裏側も不自然に汚れていました。熱交換器のゴミの着き方や汚れ方も不自然ですね。これは・・・?。
▼吹き出し口|洗浄前
リビング設置のエアコンで使用期間を考慮すれば、これぐらいは汚れていますよね。それでは徹底洗浄を行いましょう。エアコン上部の「背面パネル」「ドレンパン」、エアコン下部の「ファン裏」「ドレンパン裏」、吹き出し口周辺には、カビ取り剤を噴霧して浸け置き洗浄を行います。
▼吹き出し口|洗浄後
メイン洗剤もたっぷりと使用します。エアコン上部の「背面パネル」「熱交換器・背面」「熱交換器・前面」「ドレンパン」、エアコン下部の「ファン裏」「ドレンパン裏」の吹き出し口に、噴霧器を使用して、何度も重ね噴きしていきます。その後、クロスフローファンをゆっくりと回しながら、メイン洗剤を丁寧に重ね噴きします。この作業を、汚れがしっかりと浮き上がり落ちていくまで、繰り返し行います。このエアコンには、「ゴールドZ(プラス強化版)」に次亜塩素酸ナトリウムを配合したメイン洗剤を2ℓ使用しました。
▼1台目|洗浄後の汚水
洗剤成分がしっかりと浸透・作用してきたら、すすぎ作業を行います。高圧洗浄機を使用し、大量の洗浄水(お湯)で、エアコン内部をバシャバシャと丸洗い洗浄。2度目のすすぎが終わったら逆流防止弁を繋げて、もう一度すすぎ作業を行いました。このエアコンに使用した洗浄水は約30ℓ位、このバケツに残る汚水の2倍以上の洗浄水が、ドレンホースを通って室外に排水されています。
▼2台目|洗浄後の汚水
上記の画像は2台目のエアコンの汚水です。こちらも汚れていましたね。作業後に予想外のお話しをお客様がされました。実は2台とも2年前に他業者にてエアコンクリーニングをされているそうです。しかし、このように時間もかかることなく、分解も行っていなったそうです。
それで合点がいきました。お掃除ユニットは分解していないのですね。隙間を狙ってエアコンの洗浄を行ったのでしょう。本体カバーすら外していない可能性もありあます。その結果、汚れや洗剤がユニットの裏やドレンパンの表側に貼り付いていたのでしょうね。よくエアコンを壊さないで内部洗浄ができたものだと、ある意味関心してしまいます。最近はこのような悪徳業者が多くて困りますね。どんどん業者の質は落ちるばかりです。道理でこの汚れ、2年ではここまで汚れないでしょう。
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