千代田区東神田で
エアコンを徹底洗浄!
今回のエアコンは、パナソニックルームエアコン1台です。
東京都千代田区東神田|エアコンクリーニング
(訪問日:2019年10月21日)
本日は、千代田区東神田でエアコンクリーニングをしてきました。賃貸マンションの備え付けエアコンで、使用期間はまだ1年。葉巻用に使用しているお部屋に設置されてエアコンのため、毎年エアコン掃除をしようと考えているそうです。マンションの駐車スペースに車を停めてから、お客様宅にお伺いしました。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|パナソニックルームエアコン|CS-M222C2-W|2018年製
引っ越されて1年ということですが、葉巻用として使用しているお部屋のため、壁紙にもギッシリとヤニが付着しています。というより、お部屋全体から物凄いヤニ臭がしています。部屋の中にいるだけでも、かなり辛い臭いです。
当然ではありますが、エアコン内部にもヤニが物凄く付着しています。1年でこんなにヤニ汚れが付着するなんて・・・ちょっと想像もできませんでした。
▼洗浄前のエアコン|分解前
前面パネルを開けると、フィルターにもヤニがびっしりと付着しています。動作確認をすると、エアコンが臭いのは間違いないのですが、お部屋全体にもヤニ臭がこびりついているため、どちらの臭いなのか区別がつかない状態です。
▼洗浄前のエアコン|分解中
しかもこのエアコン、スタンダードタイプなのに、無駄なパーツまでついています。このヤニ汚れでは、パーツ洗浄も大変ですね。パーツの洗浄は、女性スタッフがお風呂場をお借りして行っています。
隙間から覗いていた熱交換器のアルミフィンにも、しっかとヤニが付着していました。どうやら窓は開けずに、締め切った状態でエアコンを使用しているようです。お客様の吹かした葉巻の煙は、すべてエアコンが吸い込んでいるのですね。
▼洗浄前のエアコン|分解後
さて、どうしたものか思案中です。果たしてこのヤニ臭は取れるのでしょうか。お客様は葉巻を愛煙家です。そして、お部屋中に強烈なヤニ臭が漂っています。臭いが取れなかったとしても、誰も気づくことはないでしょう。しかし、臭いを取りきりたい衝動には駆られます。今回のメイン洗剤は、当店のMAX仕様である「ゴールドZ(プラス強化版)」に次亜塩素酸ナトリウムを追加配合しました。
▼カビ取り剤で浸け置き中
背面パネル・ドレンパン・吹き出し口には、カビ取り剤をたっぷりと噴霧して。浸け置き洗浄を行いました。白い泡に囲まれているので、ヤニで変色したアルミフィンの茶褐色が際立って見えますね。
使用期間は1年足らずで、お部屋は整頓されているため、ホコリなどが舞うことはななそうです。やはり、吹き出し口はそれほど汚れてはいませんでした。このエアコンの汚れは、葉巻によるヤニのみです。それが大変なのですけどね。
エアコン上部の洗浄には、このメイン洗剤を2ℓも使用しましたが、今一スッキリした感じがしませんでした。しかし手持ちの洗剤がありません。急遽「リンダ シルバーN プラス」に次亜塩素酸ナトリウムを追加して3ℓのメイン洗剤を作ることにしました。しかも、このメイン洗剤を全て使うことになります。ここまでくると意地ですね。
▼洗浄後のエアコン|組立前
どうですか、このアルミ色を。1時間前とはまったく違いますよね。当たり前です。この1台のエアコンに5ℓものメイン洗剤を使用していますから・・・。できれば、他の部屋に設置して、臭いが取れたのを確認したいのですが、それは叶いませんね。
▼洗浄後のエアコン|組立中
パーツ類の洗浄も、厨房用アルカリ剤などを追加しながら、しっかりとヤニ汚れを除去しました。このパーツ、本当はこんなに真っ白なんですよ。
▼洗浄後の汚水
洗浄後の汚水はこんな感じです。ゴミやホコリなどはなく、吹き出し口周辺のヤニ汚れのみがバケツに収まっています。熱交換器のアルミフィンに染み付いていたヤニ汚れは、ドレンホースを通って室外に排水されています。ここまでキレイに洗浄していても、乾燥運転をさせているお部屋と同じヤニ臭が漂います。ちょっと虚しいですね。
記事一覧