杉並区桃井で
エアコンを徹底洗浄!
今回のエアコンは、ダイキンルームエアコン3台です。
東京都杉並区桃井|エアコンクリーニング
(訪問日:2019年10月19日)
本日は、杉並区桃井でエアコンクリーニングをしてきました。口コミサイトの「あなたのマイスター」経由のお客様で、お支払いはサイト内でのクレジット対応です。来客用の駐車場に車を停めてから、お客様宅に訪問いたしました。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|ダイキンルームエアコン|AN63NSP-W|P22NTV-W|2012年製
本日のエアコンは、お掃除機能付きエアコン1台とマルチタイプのエアコン2台の計3台です。エアコンの臭いがひどいのですが、マルチでドレンホースが長いので悪臭がなくなるのか不安だとの事前連絡をいただいております。エアコンは室外の臭いを吸い込んでしまうこともあるため、ドレンホース出口の位置を調べてほしいとお願いをしておきました。当日確認をしましたが、ベランダに置いてある室外機のドレンホースと勘違いされていたようで、室内機のドレンホースの出口は見当りませんでした。エアコンの結露水は、建物内の配管に流すようになっているのしょう。室外起因の臭いの除去はできないことを説明してから、エアコンクリーニングを行いました。
それでは、リビング設置のダイキンのお掃除機能付きエアコンから内部洗浄を行いましょう。
▼お掃除機能付きエアコン(分解前)
上記の画像は、前面パネル・ルーバーを外したエアコンです。次に、お掃除ユニットなどを分解していきます。
▼お掃除機能付きエアコン(分解中)
フィルター・ダストボックス・ストリーマ・脱臭フィルター・端子カバー・お掃除ユニットを分解しました。汚れ具合によっては、この状態で基盤部をしっかりと養生して内部洗浄を行うこともあります。しかし確認をすると、エアコン内部はかなり汚れていました。お客様はエアコンの臭いが気になり、しっかりと臭いの除去ができる当店にエアコンクリーニングを依頼されています。この状態のままではドレンパン内部と熱交換器の下部をしっかりと洗浄することはできません。了解です。基盤の分解も行いましょう。
▼お掃除機能付きエアコン(分解後)
このようにエアコンを丸裸にしてしまえば、故障のリスクはありません。これでバシャバシャと丸洗い洗浄することが可能となります。熱交換器のアルミフィンに染み込んだ臭い汚れだって、しっかりと除去することが可能です。
このエアコンには、ドレンホースに逆流防止弁がついていました。お客様から報告いただかないと確認することはないのですが、設置したままの状態で内部の洗浄を行うと、エアコン上部のゴミが詰まってしまいます。数日後には、腐敗したゴミの臭いを吸い込むエアコンが、悪臭を放つことともありますので、ご注意ください。
▼逆流防止弁
この逆流防止弁は、洗浄前からゴミが詰まっていますね。逆流防止弁を分解するには配管テープを剥がす必要があったため、エアコン内部洗浄後はビニールテープで補修しておきました。これで臭い戻り対策ば万全です。
※逆流防止弁の洗浄には、カビ取り剤を使用しています。
▼吹き出し口|洗浄前(リビング)
キッチン隣接のため、油汚れの付着も多くクロスフローファンも凄いことになっていますね。このエアコンのメイン洗剤は「ゴールドZ(プラス強化版)」に次亜塩素酸ナトリウムを追加配合して使用しました。これで油脂汚れもバッチリと落とすことができます。当店では、「背面パネル」「ドレンパン」「吹き出し口」には、カビ取り剤を噴霧して、浸け置き洗浄を行っています。
▼吹き出し口|洗浄前(リビング)
メイン洗剤をエアコン上部をたっぷりと重ね噴きしたら、クロスフローファンの表面汚れを高圧洗浄機で軽く落とし、もう一度メイン洗剤を噴霧していきます。その後、クロスフローファンには厨房用洗剤を追加噴霧して、徹底洗浄を行いました。
▼洗浄後の汚水(リビング)
メイン洗剤を約2ℓ・洗浄水(お湯)は、約40ℓ使用しました。メイン洗剤噴霧時は、ドレンホースの出口を塞ぐことで、ホース内の浸け置き洗浄も行っています。バケツに残っていない30ℓ位の洗浄水は、熱交換器・ドレンパン・ドレンホースを通って、汚れや臭い菌とともに室外に排水されました。この徹底洗浄で、エアコン上部の熱交換器に染み込んだ油脂臭も、改善することができます。もちろんエアコン内部に洗剤成分が残ることもありません。
次は、マルチエアコン2台の洗浄を行いましょう。動作確認を行ったら、エアコンの200Vのブレーカーを落としてから、分解作業を行います。
▼吹き出し口|洗浄前(マルチエアコン)
マルチエアコンの臭いが気になっているとのお話しでしたが、この汚れなら吹き出し口に原因があるのかも知れませんね。寝室設置のエアコンのため、体臭などの生活臭を熱交換器が吸い込み、臭いを溜め込んでいることも考えられます。メイン洗剤は「ホワイトクリーナー」に「ゴールドZ(プラス強化版)」をブレンドし、次亜塩素酸ナトリウムを追加配合しました。
▼吹き出し口|洗浄後(マルチエアコン)
吹き出し口もスッキリと洗浄できましたね。このマルチエアコンはドレンホースの出口が確認できません。ドレンホースから排水溝の臭いを吸い込んでしまうことも考えられますので、汚れは軽度でしたが30ℓの洗浄水を使用して、エアコン上部を徹底洗浄しておきました。
▼洗浄後の汚水(マルチエアコン)
上記がマルチエアコンの汚水です。臭いが気になっていたとのことでしたが、使用期間を考えたらそれなりの汚れですね。作業後に今回当店へ依頼されて経緯を伺いました。会社の業務用エアコンを「ダスキン」で洗浄したのに、臭いが取れなかったそうです。もう一度再作業をしてもらっても、同じであったとのこと。その失敗もあったため、今回は慎重に業者を選択し、当店に辿り着いたとのことでした。しかし、あのサイト内での当店の順位はかなり後方なため、よく見つけられたものだとお話をすると、サイト内で見つけたのではないとのこと。「ドレンパン」「臭いの原因」などのキーワードでサイト内の当店のページに辿り着いたそうです。う〜ん。そんなこともあるのですね。ただ、当店に依頼されたことはラッキーだと思います。サイト内には「ダスキン」よりも低レベルな業者が一杯いますからね。
▼洗浄後のキレイなエアコン
しっかりと内部洗浄を行ったら、ブレーカーを上げてから動作確認を行います。その後は、2台まとめて乾燥運転を行って作業終了です。
お客様から、業務用の洗浄をしっかりできる業者を知らないかと尋ねられましたが、当店には心当たりがありません。ただ、こういうアドバイスをしておきました。スキルの低い業者が何度再作業をしても、その業者では臭いを取ることはできません。今度業務用のエアコンクリーニングを依頼される際は、予約時に前回「ダスキン」でエアコンの臭いが取れなかったが、貴店では取ることができるのかを尋ねてみてください。自信を持って大丈夫だと答えられる業者なら呼ぶ価値があると思います。当店でもそのような依頼はよくありますが、エアコンの臭いは解決しています。
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