エアコンクリーニング（徹底洗浄）｜シャープルームエアコン｜AY-E22SD｜2015年製

1DKのお部屋には、シャープのエアコンが設置されていました。4年前に自分で購入したエアコンとのことです。吹き出し周辺のカビが気になり、臭いもするようになってきたとのこと。お部屋はキレイに整頓されていますので、それほど汚れてはいないのかも知れませんね。それではエアコンを確認してみましょう。

▼吹き出し口｜洗浄前

吹き出し口には、カビが点々と付着していました。ゴミやホコリは目立ちませんが、クロスフローファンの羽の隙間にもカビが付着しているようです。それではカビ取り剤を使用して、徹底洗浄を行いましょう。「ファン裏」「ドレンパン裏」の吹き出し口周辺は、カビ取り剤で浸け置き洗浄を行います。その後、クロスフローファンをゆっくりと回しながら、噴霧器でメイン洗剤を何度も重ね噴きしていきます。

▼吹き出し口｜洗浄後

エアコン上部の熱交換器はそれほど汚れてはいませんでしたが、クロスフローファンのカビ汚れは強烈でした。思わすお客様に、市販のスプレーを使用したことがあるのか確認しましたが、使用したことはないとのこと。追加でクロスフローファンには、カビ取り剤を噴霧し、繭玉状態にして浸け置き洗浄を行いました。

▼洗浄後の汚水

エアコンの下部の汚れが多いと、必然的に室内に残るバケツ内の汚水は増えることになります。バケツの汚水は8ℓ位でしょうか。それでも12ℓ位の洗浄水が、汚れや洗剤とともにドレンホースを通って、室外に排水されています。

▼洗浄後のキレイなエアコン

ご覧の様に、熱交換器のアルミフィンもキレイに洗浄できています。右下にぶら下がっているのは、ルーバーのモーター。このエアコンは、ルーバーを分解するのにモーターを取り外す必要があるからです。ルーバーを付けたままの状態で、エアコンクリーニングを行う業者も多いのではないでしょうか。

※本日のメイン洗剤は「ホワイトクリーナー」に、次亜塩素酸ナトリウムを追加配合しています。

▼仕上げの乾燥運転

エアコンの内部洗浄後は、動作確認・内部の拭き取り作業を行ってから、エアコンの組み立てを行います。当店が自信を持ってエアコンクリーニングを行った証しとして、エアコンカバーには「高圧洗浄済」シールを貼付しました。作業日の日付を記載していますので、次回のエアコンクリーニングの目安にもなります。また、新規のお客様の場合は、1年後のリピーター割の目安にもなります。再剥離のシールですので、賃貸物件の備え付けエアコンでも安心してください。必要がなくなったら簡単に剥がすことも可能です。