渋谷区西原で
エアコンを徹底洗浄!
今回のエアコンは、ダイキンルームエアコン2台です。
東京都渋谷区西原|エアコンクリーニング
(訪問日:2019年10月6日)
本日は、渋谷区西原でエアコンクリーニングをしてきました。閑静な住宅街に立つマンションですが、来客用の駐車スペースはないため、最寄りのコインパーキングに車を停めてから、お客様宅に訪問いたしました。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|ダイキンルームエアコン|C36RTV-W|2014年製
今日のエアコンクリーニングは、ダイキンのマルチタイプのエアコン2台です。マルチタイプの特徴としましては、1台の室外機で複数の室内機を設置できるという利点があります。ただ、1台の室内機が冷房運転をしていると、もう一台の室内機で暖房運転をすることはできません。「寒がりさん」と「暑がりさん」では、同居できませんね。
お客様のお話しでは、2年前に他業者にてエアコンクリーニングを行っているそうです。それでは、リビング設置のエアコンから洗浄を行っていきましょう。
▼ブレーカー
まず最初に、エアコンの動作確認。その後、エアコンの運転を止めて、コンセントを抜いてから作業を行います。しかし、マルチタイプのエアコンには、コンセントはありません。お客様にブレーカーの位置を教えていただき、マルチエアコンのブレーカーを落としてからエアコンクリーニングを行います。必然的に、もう一台のエアコンも使用することが出来なくなりますので、予めご了承ください。
▼吹き出し口|洗浄前
2年前に洗浄を行っていますので、吹き出し口周辺はそれほど汚れてはいませんでした。しかし、見えない所にも臭いの原因はあります。当店では、エアコン内部の徹底洗浄のために、カビ取り剤を使用します。目視できない「背面パネル」「ドレンパン」「ファン裏」「ドレンパン裏」には、カビ取り剤を噴霧・浸け置き洗浄を行っています。
▼吹き出し口|洗浄後
その後、メイン洗剤を「背面パネル」→「熱交換器・背面」→「熱交換器・前面」→「ドレンパン」→「ファン裏」→「ドレンパン裏」→吹き出し口全体に、噴霧器を使用して丁寧に噴霧していきます。クロスフローファンは、全体にメイン洗剤を行き渡らせるために、ゆっくりと回しながら、洗浄を行います。この順にメイン洗剤を何度も重ね噴きし、洗剤成分をしっかりと浸透・作用させていきます。
※本日のメイン洗剤は「ホワイトクリーナー」と「ゴールドZ(プラス強化版)」をブレンドして、次亜塩素酸ナトリウムを追加配合しています。
▼洗浄後のキレイなエアコン
その後、高圧洗浄機を使用して、メイン洗剤を噴霧した順に、エアコン内部をバシャバシャと何度も丸洗い洗浄していきます。ご覧のように、洗浄後のエアコンはスッキリとキレイに洗浄できています。熱交換器のアルミフィンも、元々のキレイなアルミ色を取り戻すことができました。
次に、寝室設置のエアコンの洗浄を行いましたがは、それほど汚れてはいませんでした。
▼洗浄後の汚水
上記の画像は、今回のエアコンクリーニグ後の室内に残った汚水です。バケツ内の汚水は、2台とも4ℓ位ですが、エアコン内部の洗浄には、お湯を20ℓ使用しています。この汚水の4倍もの洗浄水が、汚れ臭い菌を乗せて室外に排水されているのです。当店ではエアコン上部の洗浄を、特に注力して行っております。エアコン下部の汚れは比較的洗浄しやく、汚れ落ちも確認しやすいのですが、エアコン上部の場合は簡単ではありません。しっかりと丁寧に洗浄を行わないと、臭い戻りの原因にもなるのです。生活臭・脂臭・ヤニ臭などは、吹き出し口周辺の洗浄では落とすことができません。
▼乾燥運転中のエアコン
エアコンクリーニング2台の場合は、2台目の洗浄中に1台目のエアコンの乾燥運転を行っております。しかし、マルチタイプエアコンの場合はそうはいきません。2台目のエアコンクリーニングを行うためには、動作確認のために戻したブレーカーを、もう一度落とす必要があります。洗浄後の1台目のエアコンは、簡易的な乾燥運転しかできませんので、2台目のエアコンクリーニング後に、2台一緒に乾燥運転を行うことになりました。
内部洗浄後のエアコンカバーには、当店で責任を持ってエアコンクリーニングを行った証しとして、「高圧洗浄」済シールを貼付しています。エアコン使用時の簡単なアドバイスを伝授後、2台のエアコンに送風運転を1時間セットして、本日のエアコンクリーニングは終了となりました。
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