世田谷区三軒茶屋で
エアコンを徹底洗浄!
今回のエアコンは、東芝ルームエアコンと、
ダイキン業務用エアコンの計3台です。
東京都世田谷区三軒茶屋|エアコンクリーニング
(訪問日:2019年8月9日)
本日は、世田谷区三軒茶屋でエアコンクリーニングをしてきました。アパレルの店舗に設置されている3台のエアコンを、お店の営業時間外の最短日にエアコンクリーニングして欲しいとのことです。丁度空いていた女性スタッフがお休みの日を提案すると、OKとの了承をいただきましたので、本日は男性スタッフ一人で対応することになりました。併設の駐車スペースはなかったため、最寄りのコインパーキングに車を停めてからの訪問です。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|東芝ルームエアコン|RAS-2214M(W)|2015年製/ダイキン業務用エアコン|FAP56DB|2015年製
お店のスタッフのお話しによると、昨年もエアコンクリーニングを行なっているとのことでした。エアコンの効きが悪くなったため、今年もエアコンクリーニングを依頼されたそうです。作業するエアコンの確認や簡単な打ち合わせ後、スタッフ様は外出されました。予約時から途中外出されると伺っており、終了30分前にスタッフ様に電話でご連絡することになっています。
まずは、3階に設置されている東芝のエアコンから内部洗浄を始めましょう。
▼吹き出し口(東芝)|洗浄前・後
お店は木板の床張りで、多数の洋服類が展示されてはいますが、1年でここまで汚れるものでしょうか? ただ店内には、かなり強めの香料の匂いがしています。オイルでも焚いているのかもしれませんね。クロスフローファンも、ご覧のように目詰まりしていました。これではエアコンの効きも悪そうですね。
吹き出し口周辺には、カビ取り剤を噴霧・浸け置き洗浄してから、メイン洗剤を噴霧、洗剤成分がしっかり浸透・作用してきたら、高圧洗浄ですすぎ作業を行います。
▼洗浄後の汚水|1台目
エアコン上部(背面パネル・ドレンパン)にもカビ取り剤を噴霧、浸け置き洗浄を行なってから、メイン洗剤をたっぷりと何度も重ね噴きします。洗剤成分が浸透・作用してきたら、高圧洗浄機を使用して、たっぷりのお湯でバシャバシャと、エアコン内部を丸洗い洗浄しています。上記の画像は1台目の汚水。1年使用の割には、かなり汚れて真っ黒ですよね。このエアコンには、30ℓ位の洗浄水を使用しました。
当店では、複数台のエアコンクリーニングを行う際は、水場に高圧洗浄機とタンク(20ℓ)を固定してから作業を行なっています。本日は一人作業でしたので、洗浄水が少なくなるタイミングで、セルフで水を補充することになりました。普段は女性スタッフが補充していますので、作業効率は悪くなります。また店舗のためお湯が出ず、洗浄水には水を代用して使用しました。
次は2階に降りて、ダイキンの業務用エアコンを洗浄しましょう。当店では、横幅が1メートルを超えるものは、業務用として別料金とさせていただきます。このエアコンは業務用ではあるのですが、横幅は家庭用と同等なため通常料金となります。業者によっては200Vやブレーカー直結タイプの場合は、すべて業務用扱いとなることもありますので、予約の際はご注意ください。
▼吹き出し口(ダイキン)|洗浄前・後
このエアコンも汚れていますね。ダイキン特有のフェルト部も変色しています。このクロスフローファンも目詰まりしていますね。1台目のエアコンと同様に、カビ取り剤で浸け置き洗浄を行いました。この浸け置き洗浄をすることで、フェルト部の汚れもスッキリと殺菌することが可能となります。画像で見えている以上に、吹き出し口周辺はキレイになっていますよ。
▼洗浄後の汚水|2台目
このエアコンの洗浄には、40ℓ以上の洗浄水を使用しました。タンクは3階に固定していますので、洗浄水補充のため2往復しています。一人作業だと大変ですね。こういう場面になると、女性スタッフの有り難みを感じます。
▼洗浄後の乾燥運転|ダイキン業務用エアコン
エアコンの内部洗浄後は、基盤部の養生をチェック・基盤内に浸水していないかを確認しています。その後ブレーカーをあげて、エアコンの動作確認をしてから、吹き出し口周辺の拭き取り作業を行います。エアコンの運転と停止を繰り返し、水滴の拭き取り作業が終了したら、1時間位乾燥運転をさせて、エアコンクリーニングは終了となります。
それでは3台目のエアコンの洗浄を行いましょう。こちらは3階と同タイプの東芝ルームエアコンです。
▼熱交換器|洗浄前・後
汚れの強弱はありましたが、どのエアコンも同じような汚れ方をしていました。ご覧のように熱交換器もしっかりと目詰まりしていますね。どちらかというと、このエアコンが一番汚れてはいませんでした。
当店ではエアコン上部の洗浄にも、カビ取り剤も使用しています。背面パネル・ドレンパンはカビ取り剤で浸け置き後、たっぷりのメイン洗剤で、エアコン上部(背面パネル・熱交換器背面・前面・ドレンパン)も、しっかりと洗浄していきます。メイン洗剤には、エアコン用の強アルカリ洗剤「ホワイトクリーナー」に殺菌力UPのため次亜塩素酸ナトリウムを追加しています。エアコン内部の目視できない汚れを落とすには、洗剤の持つ力で「しっかり浸透・作用させる」ことが大切です。高圧洗浄機は汚れを落とすためのメインの道具ではなく、補助的な役割で使用するものなのです。
▼洗浄後の乾燥運転|東芝エアコン
3台目の汚水を撮影するのを忘れてしまいましたので、1台目の乾燥運転の写真を貼っています。今回のエアコンですが、1年前に内部洗浄したとは思えない位、汚れていましたね。今回のケースのように、作業中にお客様が退出されていたのであれば、手を抜いて作業を行う業者も多いことでしょう。外出される場合は、作業報告書や写真などの提出をできる業者の方が安心だと思います。しっかりと洗浄されていれば、1年でここまで汚れるとは思えませんからね。
3台目のエアコンの乾燥を行なってから、お店のスタッフに終了前報告の電話をしました。一人だと後片付けにも時間がかかりますからね。本日の作業時間は約6時間です。当店は一人作業でも手を抜くことなく、エアコンを徹底洗浄いたしますので、ご安心ください。
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