エアコンクリーニング（徹底洗浄）｜三菱ルームエアコン｜MSZ-GV250-W｜2011年製

本日のエアコンクリーニングは、寝室とリビングに設置されている、三菱のスタンダードタイプのエアコン2台です。

まずは、寝室のエアコンから洗浄を行いました。動作確認でエアコンを運転させると、カビ臭とは違う嫌な臭いがしています。目視で確認しても吹き出し口周辺はそれほど汚れていません。臭いの原因は、熱交換器に染み込んだ汗や皮脂などの生活臭かも知れませんね。寝室などのエアコンは、寝汗などを吸い込むことも多く、このような臭いになることも多くあります。

▼洗浄後の汚水｜1台目

この三菱エアコンは、熱交換器の背面がないタイプのため、熱交換器前面とドレンパンをメインに洗浄しています。ドレンパン内部にカビ取り剤を噴霧・浸け置き後、たっぷりのメイン洗剤を何度も重ね噴きして、洗剤成分が浸透・作用してきたら、たっぷりのお湯を使用して、エアコン内部をバシャバシャと丸洗い洗浄しています。

このエアコンには、20ℓ位の洗浄水は使用していますが、バケツに残っている汚水は4ℓ位。計算の合わない16ℓの洗浄水は、熱交換器に染み込んでいた臭いの原因とともに、室外に排水されています。これでエアコンからの悪臭ともおさらばですね。このエアコンの汚水は、パーツ洗浄でお借りしているお風呂場の排水溝に流させていただきました。

次はリビングに設置されているエアコンの洗浄を行いましょう。

▼吹き出し口｜洗浄前

キッチン隣接のため、エアコン下部の吹き出し口周辺が汚れていました。同じエアコンでも、設置場所や使用頻度などにより、汚れ方は違ってきます。このエアコンには、吹き出し口周辺にカビ取り剤を噴霧して、浸け置き洗浄を行いました。その後、メイン洗剤をカビ取り剤と同様に「ファン裏」「ドレンパン裏」の目視できないところに噴霧、クロスフローファンも手でゆっくり回しながら、メイン洗剤をたっぷりと噴霧していきます。この作業を洗剤が浸透するまで、何度も繰り返し重ね噴きして洗浄を行いました。

▼吹き出し口｜洗浄中

クロスフローファンの汚れが頑固だっため、追加で厨房用の強アルカリ洗剤を噴霧し、浸け置き洗浄を行なっています。メイン洗剤をたっぷりと噴霧した後なのに、ご覧のようにまだ汚れが浮いてきました。

▼吹き出し口｜洗浄前

当店の徹底洗浄後のスッキリとキレイになった吹き出し口周辺です。目視できないファン裏やドレンパンの裏、クロスフローファンの羽1片1片までも、キレイに洗浄されています。

当店は、どのエアコンにも「ワンパターンな洗浄を行う」ということはいたしません。エアコンの汚れ具合によって、使用する洗剤を選択し、最適な洗浄方法でエアコンクリーニングを行っています。

▼洗浄後の汚水｜2台目

上記の画像は、2台目のリビングに設置されていたエアコンの汚水です。1台目のエアコンとはバケツに残った汚水の量は違いますが、使用している洗浄水の量は同じ位です。バケツに残る汚水の量は、エアコンの悪臭とは比例することはありません。単純に吹き出し口の汚れが具合により、バケツに残る汚水の量が違ってくるのです。

パーツ洗浄でお借りしていたお風呂場は、簡易清掃して片付けが終わっているため、この汚水は、お外の排水溝に流させていただきました。