足立区南花畑
エアコンを徹底洗浄!
今回のエアコンは、東芝ルームエアコン1台です。
東京都足立区南花畑|エアコンクリーニング
(訪問日:2019年7月11日)
本日は、足立区南花畑でエアコンクリーニングをしてきました。自宅周辺の再開発により、現住所の仮住まいに引っ越しされたとのことです。引っ越し先から移設したお掃除機能付きエアコンが、水漏れを起こすようになったため、当店にエアコンクリーニングを依頼されました。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|東芝ルームエアコン|RAS-402JDR(W) |2011年製
お客様のお話しによると、引っ越し前には水漏れは起きていなかったそうです。エアコンの設置状況を確認すると、ドレンホースに向かっての勾配はしっかりと取れていました。そうなると、ドレンパンの欠損かドレンホースの繋ぎ目なども考えられますね。汚れが原因の場合は、エアコンクリーニングをすることで解消されますので、洗浄しながら確認していきましょう。まずは、エアコンの分解です。当然ではありますが、当店ではお掃除ユニットもエアコンから取り外します。また取り外したユニットも、汚れ具合やタイプを考慮して分解してから洗浄作業を行います。
▼お掃除ユニット|洗浄前
素手で触るのに躊躇してしまうくらい、お掃除ユニットも汚れていました。空気洗浄ユニットやローラーなどもしっかりと分解して洗浄を行なっています。
▼お掃除ユニット|洗浄後
分解したお掃除ユニットやカバーなどのパーツ類の洗浄は、女性スタッフがお風呂場をお借りして、エアコンの内部洗浄と同時進行で行なっています。上記のように、しっかりとキレイに洗浄できました。これでスムーズにローラーも動きますので、フィルター清掃も順調に行うことができるでしょう。
▼熱交換器|洗浄前・後
エアコン内部をしっかりと養生したら、背面パネル・ドレンパン内部・吹き出し口周辺に、カビ取り剤を噴霧・浸け置き洗浄を行います。その後、メイン洗剤を噴霧器を使用して、背面パネル→熱交換器・裏→熱交換器・表→ドレンパン内部→吹き出し口周辺(ドレンパン裏・クロスフローファン奥・クロスフローファン)と順に、何度も重ね噴きしていきます。
この段階で、ドレンパンが溢れそうになってきました。どうやら水漏れの原因は、ドレンパンの詰まりのようです。可愛いペットのワンちゃんがいましたので、抜け毛なども要因かも知れませんね。ギリギリまでメイン洗剤を噴霧して、暫し浸け置きしておきましょう。
※ドレンパン内部には、カビ取り剤を噴霧していますが、メイン洗剤にも次亜塩素酸ナトリウムを追加しています。塩素の力で汚れを溶かしながら洗浄していくことが可能なので、ドレンの目詰まりにも効果を発揮します。
暫くすると、洗剤が浸透・作用してきたため、ドレンパンの溢れは解消してきました。今回は、ドレンつまり取りポンプは必要なかったようですが、浸け置きでも詰まりが解消しない場合は、ポンプでドレンホースの詰まりを吸引してから、高圧洗浄を行います。
▼吹き出し口|洗浄前・後
しっかりと洗剤の力で、汚れを落としていますので、吹き出し口周辺もスッキリとキレイに洗浄できています。当店では、エアコン内部を大量のお湯を使用して、バシャバシャと丸洗い洗浄しています。洗浄力の強い洗浄剤を使用していても、エアコン内部に洗剤成分が残ることはありませんので、ご安心ください。洗浄力の弱い洗剤を使用して、エアコン内部に汚れや洗剤成分を残すよりも、何十倍も安全・安心です。
▼洗浄後の汚水
今回のエアコンクリーニングには、洗浄水としてお湯を約60ℓ使用しました。上記のバケツに残った汚水は約15ℓ位ですが、残りの40ℓ以上の洗浄水は、ドレンパン・ドレンホースを通って、室外に排水されています。大量の洗浄剤と洗浄水を室外に排水させることで、ドレンパン・ドレンホース内の汚れも軽減させることが可能となります。エアコン洗浄前は、かなりの悪臭を放っていましたが、当店の徹底洗浄後のエアコンからは、3時間前とは打って変わって、爽やかな風が吹くようになり、水漏れも解消されました。
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