エアコンクリーニング（徹底洗浄）｜ダイキンルームエアコン｜F22MTES-W｜2011年製／F28MTES-W｜2011年製

前回は、3台のエアコンクリーニングでしたが、今回は個室のエアコン7台と、共用部のラウンジに設置されているエアコン2台です。車を最寄りのコインパーキングに停めて、9時頃からスタートしました。

▼個室のエアコン｜分解後

担当者からの要望では、ラウンジのエアコンは最後にして欲しいとのことでしたので、2階の個室からエアコンクリーニングを行いました。個室のお客様は留守のため、適時鍵を開けていただきながらの作業となります。

個室入室後は、お部屋が汚れないようにしっかと養生してから、エアコンの分解作業を行います。今回のエアコンはストリーマ付きでしたので、当然ではありますが、外してからの作業となります。また当店では、リモコン受光部の基盤も外してから、エアコンの内部洗浄を行っています。この一手間により、ドレンパン内部もバシャバシャと、大量のお湯で洗浄することが可能となります。

▼吹き出し口｜洗浄前・後

エアコンの設置環境があまりよくないため、どのお部屋のエアコンにもカビがぎっしりと付着し、悪臭もありました。個室で窓が一つしかありませんので、換気をすることが難しいからでしょう。吹き出し口には、カビ取り剤を噴霧・浸け置き洗浄後、メイン洗剤を噴霧して洗浄を行っています。

▼洗浄後の汚水

エアコン上部の背面パネル・ドレンパンにも、カビ取り剤を噴霧・浸け置き洗浄を行なっています。その後メイン洗剤を噴霧し、洗剤がしっかりと浸透し成分が作用してきたら、高圧洗浄機でたっぷりのお湯を使用してすすぎ作業を行います。どのお部屋のエアコンも汚れていたため、バケツの汚水も真っ黒でした。（8・9台目はラウンジのエアコンです。）

▼ラウンジのエアコン｜分解後

ラウンジに設置されているエアコン2台は、キッチン隣接のため油汚れも付着しています。クロスフローファンには、厨房用アルカリ洗剤を追加で噴霧し、浸け置き洗浄を行いました。メイン洗剤には、「ホワイトクリーナー」に次亜塩素酸ナトリウムを追加していますので、熱交換器・ドレンパン内部・ドレンホース内部の洗浄・殺菌にも効果を発揮します。

▼吹き出し口・フェルト部｜洗浄後

当店は、カビ取り剤を使用していますので、フェルト部のカビもしっかりと洗浄することができます。フェルト部に侵食している頑固なカビ汚れは、天然素材の「エコ洗剤」などでは落とすことができません。

※エアコンクリーニング時には、次亜塩素酸ナトリウムを使用しているため塩素臭がします。予めご了承ください。

当店の徹底洗浄で、全てのエアコンの悪臭は改善いたしました。エアコンからは、爽やかな空気が吹いています。今回の作業時間は、約9時間。午後6時頃には帰路につくことができました。