エアコンクリーニング（徹底洗浄）｜日立ルームエアコン｜RAS-AS25A（W）｜2011年製

暑くなってきたので、エアコンを使用すると、異臭がするようになったとのことでした。動作確認でエアコンを運転させると、なんともいえない臭いが漂ってきます。キッチン隣接のため、エアコンの前面パネルを開けると、フィルターにも油汚れが付着していました。これは徹底洗浄が必要ですね。

▼洗浄前の汚れたエアコン

エアコンのカバーなどのパーツを分解後、エアコンの生命線である基盤部をしっかりと養生して、徹底洗浄の準備を行います。

▼吹き出し口｜洗浄前

吹き出し口にはカビ汚れが、クロスフローファンには、油汚れにホコリが付着していました。当店では、吹き出し口周辺の洗浄には、カビ取り剤を噴霧し、浸け置き洗浄しています。しっかりと殺菌・漂白することで、汚れの拭き取り作業を行うことなく、洗剤の力のみで洗浄していくことが可能です。

▼吹き出し口｜洗浄中

メイン洗剤を噴霧後、クロスフローファンには厨房用アルカリ洗剤を噴霧し、浸け置き洗浄。その後、大量のお湯を使用して、すすぎ作業を行います。

▼吹き出し口｜洗浄後

しっかりと洗剤成分が作用しているので、吹き出し口周辺の汚れは、見た目以上にスッキリとキレイに洗浄できています。目視では確認しずらい、ドレンパン裏やクロスフローファン奥なども、しっかりと洗浄済みです。

エアコン上部の、背面パネル・ドレンパン内部にもカビ取り剤を噴霧して、浸け置き洗浄しています。その後、メイン洗剤を噴霧器でたっぷりと、背面パネル・熱交換器背面・表面・ドレンパンと何度も、汚れが落ちるまで重ね噴きしていきます。

※メイン洗剤には、次亜塩素酸ナトリウムを追加することで、洗浄力・殺菌力を強化しています。時間をかけて、洗剤成分をしっかりと作用させることで、アルミフィンの奥やドレンパン内部・ドレンホースの洗浄もバッチリです。

洗剤が成分が作用してきたら、高圧洗浄機で大量のお湯を使用し、汚れなくなるまで、すすぎ作業を行っています。エアコン上部にあった汚れは、大量の汚水となって、ドレンホースを通り室外に排水されています。

▼洗浄後のキレイなエアコン

パーツ類の洗浄は、女性スタッフがお風呂場をお借りして、エアコン内部の洗浄と同時進行で行なっています。ご覧のように、エアコンの外観もキレイになりました。

▼洗浄後の汚水

エアコンの汚れは、2台とも同程度でした。ご覧のように、汚水は見事に真っ黒です。エアコン1台に使ったメイン洗剤は1.5ℓ、洗浄水は30ℓ位使用しましたので、室外には、倍以上の汚水が排水されていることになります。この徹底洗浄で、臭い汚れもバッチリとることができました。