江東区潮見で
エアコンを徹底洗浄!
今回のエアコンは、三菱ルームエアコンと、
ナショナルルームエアコンの各1台です。
東京都江東区潮見|エアコンクリーニング
(訪問日:2019年5月8日)
本日は、江東区潮見でエアコンクリーニングをしてきました。可愛いペットと同居中の奥様からご予約をいただきました。訪問時に確認したところ、2年前に完全分解でエアコンクリーニングをされたそうです。今回は2台の洗浄をしたいため、当店に依頼したとのことです。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|三菱ルームエアコン|MSZ-ZW562S-W|2012年製造/ナショナルルームエアコン|CS-22RGX-W|2007年製造
まず、最初にすいません。あまりにも会話が弾んでしまい、肝心の写真を撮っていません。とりあえず、形名確認用の画像を貼っておきます。
今回の三菱のお掃除機能エアコンですが、比較的分解が簡単なタイプです。これからお掃除機能付きエアコンの掃除を覚えよう・・・なんて人でも、容易に分解・組み立てができる、入門編のようなエアコンです。
前段でもお話しましが、このエアコンは2年前に完全分解を経験しています。しかし、数ヶ月でエアコンが臭くなったとのこと。エアコンを持ち帰る業者ではなく、お客様宅で洗浄を行なう業者だったそうです。完全分解という言葉を聞くと、あたかも完全にエアコンが洗浄できると思いがちですが、それは正しくありません。完全分解してエアコンを洗浄しても、使用する洗剤・機材によっては汚れの除去ができていないこともあります。分解することで洗浄範囲は広がりますが、それだけでは汚れや臭いは落とせません。エアコンを分解することと、エアコンを洗浄することは別物だからです。また、壁からエアコンを外したことで安心しても、エアコンの全てのパーツを分解しているとは限りません。
今回のエアコンもそうでした。壁掛け状態でも外せる、熱交換器のアルミフィンに固定してあるパーツが汚れたままでした。パーツをアルミフィンから外し、裏を確認するとカビでびっしりです。ドレンパンはそれほど汚れていなかったので、汚れの進行度を比較すれば、確実に2年前のエアコンクリーニングでは、パーツを外していないということが判断できます。分解した熱交換器・ドレンパン・クロスフローファンなどは、エコ洗剤を噴霧して、お風呂場のシャワーで洗っただけかも知れません。全ての洗浄ができたとしても、洗浄力の弱い洗剤と水圧の弱いシャワーでは、キツイ汚れや臭いは落とせません。エアコンを壁から外すけど、エアコンの洗浄は苦手な業者だったのでしょう。因みに、当店が数年前に強制退店させられた、マッチングサイト「○×△のマーケット」経由の業者らしいです。
▼三菱のお掃除機能付きエアコン
お客様は、不用品回収でサイトを使われていたそうですが、ドラム洗濯機クリーニングでも苦い思いをされたそうです。業者の選択は本当に難しいですね。マッチングサイトの口コミやランキングは、サイト運営者が自由に操作できます。
別のお客様でも、こんなことがありました。同サイト経由のエアコンクリーニングでは、臭いが取れなかったため、作業した業者に再作業を依頼すると「何度やっても同じ」と冷たい回答をされたそうです。困ったためサイト運営者に相談すると、業者との交渉で解消して欲しいとのこと。しかもサイトとの応対は、mailのみです。エアコンの臭いがきつくなってきたため、もう一度業者を探していると、当店のホームページを発見。エアコンクリーニングのサービス内容を熟読後、依頼されたそうです。
当店の徹底洗浄で、エアコンの臭いは改善しました。熱交換器のアルミフィン裏面や背面パネル・ドレンパン・ドレンパン裏・ファン奥などの汚れは手付かずのため、そこそこの汚水です。1週間前にエアコンの内部洗浄をしたとは、言えないレベルです。お客様が汚水の写真を撮影し、当店の領収書と一緒にサイト運営者に連絡しました。当時のサイトは「汚れが落ちなかったら全額返金保証」を掲げています。しかし結果は、保証されなかったそうです。ひどいサイトですね。などなど、当店の実体験や愚痴、お客様の体験談などの話で盛り上がってしまい、写真撮影のタイミングを失ってしまいました。
エアコン内部の汚れ具合は、2年使用したエアコンの標準レベルだと思います。リビングに設置してあり、ペットと同居など、エアコンが汚れる条件が揃っているため、定期的なエアコンクリーニングは必要だとは思います。ただ完全分解したところで、エアコンはまた汚れます。エアコンをどの洗浄方法にするのかは、費用対効果を考慮の上、選択することが大切だと思います。このエアコンの作業時間は、約90分位でした。
▼ナショナルのお掃除機能付きエアコン
寝室のエアコンは、ナショナルの古いエアコンです。三菱のエアコンと比較すると、分解難易度は上がります。奥様はリビングで休まれているため、忘れずに写真撮影できました。2年前もエアコンクリーニングをしたかったそうですが、2台の完全分解では、料金が高額なため断念されたそうです。
12年前のエアコンの割には、あまり汚れていませんでした。寝室での使用で、頻度も少ないためだと思います。
当店のエアコンクリーニングは、お掃除ユニットを外し、アルミフィンを丸裸にしてから、内部洗浄を行います。分解が苦手な業者の場合、お掃除ユニットを外すことなく、隙間から洗浄したり、エアコン上部はまったく洗浄せずに、吹き出し口のみを洗浄する業者も存在しています。それでも料金は、お掃除機能付きの割増価格です。
▼お掃除ユニット(左:分解前/右:分解後)
別のお客様で、お掃除機能付きエアコンの洗浄で伺った際、こんなことがありました。そのお客様は、業者に毎年のエアコンクリーニング勧められたため、定期的にエアコン洗浄をしていたそうです。いつもの業者はタイミングが合わなかったため、当店にエアコンクリーニングの依頼をしたとのこと。初めての業者なのので、チェックをしていたのかもしれませんが、近くでエアコン分解の作業を見ていたお客様が、裸になったアルミフィンを見て驚かれました。今までの業者は、ユニットを外したことがなく、お客様には初めての光景だったようです。しかもその業者は、最大手の「ダス○ン」です。こわいこわい。何を信じたら良いのやら。こんな話が、他のフランチャイズの「○△本舗」や「お○△じ革命」、マッチングサイト経由の個人店などでもいっぱいあります。
▼洗浄後の全景
エアコンの下がベッドだったため、作業効率が悪く手間取りましたが、2時間強で作業終了です。2台で約4時間。新規のお客様なので料金は、2台で36,000円(税込)。2台分のエアコンクリーニングですが、2年前の1台の完全分解料金よりも割安に、作業時間も半分で終了しています。費用対効果を考えれば、当店の徹底洗浄の方が圧倒的にお得だと思います。
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