世田谷区給田で
エアコンを徹底洗浄!
今回のエアコンは、ダイキンルームエアコンと、
パナソニックルームエアコンの各1台です。
東京世田谷区給田|エアコンクリーニング
(訪問日:2019年4月30日)
本日は、世田谷区給田でエアコンクリーニングをしてきました。以前登録していたハウスクリーニング系のマッチングサイト経由のリピーター様です。予約の際には、お話しがなかったため、ご新規さまの価格をお教えしていましたが、マンションに到着すると、何やら見覚えがある景色です。お客様に確認しましたら、当店にてエアコンクリーニングをされたことがあるとのこと。事前連絡なしではありますが、リピーター割を適用させていただきました。
エアコンクリーニング(徹底洗浄)|ダイキンルームエアコン|F40BTRV-W|2002年製造/パナソニックルームエアコン|CS-224CFR-W|2014年製造
前回は3〜4年前の訪問でしたので、洗浄後のエアコンは3シーズン使用している計算になります。リビングには、懐かしのエアコンが設置してありました。正直あまり好きなタイプのエアコンではありません。
このエアコン、熱交換器下部・ドレンパン前に電装が集中している、業者泣かせのエアコンです。しかも古いエアコンでもあります。前面の基盤全てを取り外し、エアコン内部の洗浄を行うのがベストですが、お掃除付きエアコンレベルの難易度となり、90分で作業を終えることはできません。作業効率を考えると、前面に張り出している基盤を養生してから、内部洗浄を行うことになります。しかし、アルミフィン下部とドレンパン内の洗浄範囲は狭くなるため、汚れの除去率は下がってしまいます。
▼ダイキンルームエアコン・洗浄後
エアコンを分解していると、かなり汚れが目立ちました。熱交換器やドレンパンからも臭いが漂います。3〜4年前にエアコンクリーニングをした割には、汚れていると感じました。その頃の当店は「エコ洗剤」のみでエアコン洗浄を行っていました。お恥かしながらエコ信者です。今でも情勢に変化はありませんが、業界内やマッチングサイト、お客様の意識もその傾向が強く、自問自答することもなく、時流に乗っかっていました。前回の訪問時期は、エコ洗剤の限界に気付かされた、過渡期だったのでしょう。
本日のエアコンクリーニングは、後の予定は入っていません。古いエアコンという言い訳もありますが、前回の洗浄方法に満足はしていません。後悔の念もあります。お客様にエアコンの洗浄方法を説明し、作業時間超過の了承をいただいたので、基盤部を分解してから内部洗浄することにしました。
▼ドレンパン分解
基盤の分解しをしていると、ドレンパンの取り外しもできそうです。ダイキンの古いエアコンは、簡易にドレンパンを外せるタイプもあります。ナショナルと業務提供していた頃のエアコンがそれに当たります。ドレンパンへのカビ取り剤噴霧や、メイン洗剤に次亜塩素酸ナトリウムを追加することでも、十分に対応可能ですが、今回はドレンパンも分解することにしました。
▼吹き出し口周辺の洗浄前と洗浄後
熱交換器背面にはカビ取り剤、吹き出し口周辺には、カビ取り剤と厨房用アルカリ洗剤を噴霧し、メイン洗剤を全体に重ね吹きしていきます。また、「シルバーNプラス」も追加で噴霧しました。当店では、エアコン内部から汚れが落ちてこなくなるまで、高圧洗浄(すすぎ作業)も何度も重ね吹きします。そのためすすぎ水の使用量も多く、このエアコンの洗浄には、約60ℓのお湯を使用しています。
▼エアコン洗浄後の汚水
上記画像のバケツ2杯とは別に、もう1杯バケツに汚水が溜まりました。バケツに溜まる汚水の濃度は、だんだん薄くなっていきます。最後のバケツの汚水は、ほぼ無色透明で、若干の残りカスが浮いている感じでした。ここまでの洗浄ができると、エアコンを壁からと取り外して行う完全分解と、ほとんど遜色ありません。完全分解での洗浄に使用する機材によっては、この洗浄の方が優れているとも言えます。作業開始から終了までに要した時間は、約150分位でした。
▼日立ルームエアコンと汚水
もう一台のエアコンは、パナソニックです。こちらもドレンパンは分解して作業しました。汚れ具合はそれなりという感じです。比較的簡単に洗浄できるタイプですので、ドレンパンを分解したエアコンクリーニングでも、作業時間は約60分位でした。
▼乾燥運転
いつものように「エアコン洗浄済」シールをカバーに貼付し、動作確認・乾燥運転をして作業終了です。今回の再訪により、エアコンクリーニング徹底洗浄の意義を改めて感じました。
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